シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

情報断食 鈴木七沖著

副題:空っぽになるほどうまくいく生き方

 

接する情報を減らすと、気持ちも安定するし、自分が何をやりたいのかや、どういう問題を見て見ぬふりしているのかなどが見えてくるのは感じています。

もう一歩進める手掛かりがあるかな~と思って読みました。

 

が、期待とは違う内容でした。

 

私が知りたかったのは、情報断食のノウハウの方。

禁断症状が出るかもしれませんが、短期間なら、「TV、ネット、本や雑誌など自分が接している情報源全て遮断する」ことは可能でしょうが、長期化すると実生活が送りにくくなってしまうでしょう。

著者は10年以上続けているそうで、その辺のバランスのとり方などが書いてあるかな~と思ったのですが、詳しい記述はなし。

情報断食をして起こったこと、そこから著者が考えたことなどが殆どでした。こちらは、実践・体感とは程遠いですが、単なる情報としては既に持っている内容でした。

 

その人の生活に合わせて自分でバランスとりながらやれってことなのかな。

著者は、編集の仕事をしていたけれど、書店に行くこと、本や雑誌と接することも断ったそうです。・・・これも10年続けているのかな? それとも、自分に必要だと思った本は読むとか、彼なりのルールが構築されていったのかな?

 

 

私の場合は、既に接してきた分野のことなら、何か迷った時にすぐにネットで調べたり本を読んだりせずに、自分自身に問え、ということのようです。