シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

脱力系ミニマリスト生活 森秋子著

お正月休みは断捨離だ~と思っていたら、図書館の予約の順番が回ってきたので張り切って読みました。

著者のやり方、考え方一つ一つをどうこうではなく、
自分の好きに生きればいいんだな~
                                      と思えて、安心感をもらいました。

森さんは掃除機、電子レンジ、炊飯器などの家電を手放したそうです。
もう一冊読んでいる勝間和代さんの家事の本は対極で、使える家事家電をフル稼働させて家事を省力化・システム化するやり方が紹介されています。
「自分流でいい」と思って暮らしているつもりでも、まだまだ思い込みや接する情報などに感化されているな…と感じました。
「物を減らす」だけは、お二方共通で、やはり基本はここか!と断捨離モチベーションもしっかりもらいました。


この本では夫婦関係の話も興味深かったです。
3年ほど、夫を「配偶者」ではなく、「愛人」と思っていたとか。面白い。

我が家は、お互い頑固で傷つきやすい面倒くさい性格なので、喧嘩を極力回避(お互い深く傷つくから)しつつ、頑固さを貫けるシステムが徐々にできたんだな~と気づきました。
基本、場所にしても、物事にしても、担当・テリトリーを決めて、お互い口出ししません。
ずっと一緒に暮らすには、この位の距離感でいいのかな。


家事のやり方、お金の管理、住まいや衣類への考え方など本当に人それぞれで、「正しい」ことはないので、自分流を作るしかないな…しんどい面もあるけど、しょうがないな…  まぁ、ゆるっとやるか。

そんな気持ちをもらえた本でした。

自分の価値観と照らし合わせても、自分流ライフスタイル構築のスタート地点に立つためには「物を減らす」だけは避けて通れないので、頑張るしかなさそうです。