夫が亡くなって二年。
特に久しぶりに会った人たちから、「元気になったね」といわれます。
それはありがたいフィードバックではあるのですが。。。
会うと、繰り返し、繰り返し、呪文のように「元気になった」という方がいて、心が沈みます。
確かに夫が病気になって…入院して…亡くなって… あのころに比べたら、元気になりました。
でも、自分では、「このくらい元気が出たと実感出来たら、”もう大丈夫かな”と思えそう」なレベルの2~3割しか回復していません。
だから、何度も何度も「元気になった」といわれると、「違う!!」と叫びたくなります。
再び競技に復帰したいと思っている、ひざの手術をしたアスリートに、歩けるようになった時点で「治ってよかったですね~。治りましたね~」としつこく言うような感じ。・・・多分。
自分でも、扱い辛いだろうな~って思うけど、
これが本音だから仕方ない。
「元気になった」の連呼に、却って、まだまだ元気になっていない現実を突きつけられる。