シンプルライフへの遠い道

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〈香り〉はなぜ脳に効くのか 塩田清二著

副題:アロマセラピーと先端医療

最近アロマテラピーに興味が出てきたので、読んでみました。2012年の本で少し古いので、今はもっと情報があるのでしょう。

 

漢方など昔から使われている天然成分と似た印象を受けました。これまでの経験で、作用や毒性、注意点などはある程度わかっているけれど、それがなぜなのかが分かっていないので研究されている現状や、現在の西洋医学が不得意な不定愁訴の緩和には使いやすいところ、精油の組み合わせで色々な効果が期待できるところ、など。

 

私自身は、単にいい香りで癒されればそれでいいと思っていますが、それにプラスアルファのいい作用があるなら、なお嬉しい。

逆に、薬効めいたものがあるということは、薬と同じく副作用などもあるということなので、やはり使い方には細心の注意を払った方が良さそうです。

 

細く長くアロマテラピーを楽しみたいと思える本でした。