医師が教えるHSP対策
この本は、具体的な対策がいくつも紹介されていて、参考になりました。「こういう風に考えるといいですよ」と言われても、実際に困る場面で実践するのは難しいですが、行動指針があると対応しやすそうです。
「ストレスを減らせば、過敏さは収まる」
朝起きてすぐにToDoリストを書いて、大事な上位5つを決める。些末なことに気を取られないようになる練習。
プロジェクトの細かい手順を書き出す。不毛な完璧主義に陥るのを防ぐ。
血糖値の乱高下で心身が疲れることも。1食だけでも断糖して、倦怠感の変化を確かめよう。
人には気を使うのに、自分は後回しにする「自己否定グセ」。その原因になった出来事の解釈を変える。距離を取って、観察するスタンスで眺めてみる。
人と会う時は、自分と相手両方が入った映像を想像しながら話すと状況を俯瞰できる。
「他人にも自分にも期待しない」がっかりするのは、現実が期待を下回ったから。そういうものだよね~と緩く受け入れる。他人を変えようとしない。
一日0.1%ずつの進歩でも、一年後には144%になっている。スモールステップで。
1日にやったことを5段階評価する。評価が1,2のことはカット案件。
その日のラッキー・ハッピーを探してみる。
「上機嫌でいる」と決める⇒不機嫌だから上手くいかない
内向きでいると人は弱くなるので、外向きにする。
自分をいたわり環境を整える。ちょっとした不快なもの(使いにくい小物)などを使いやすいものに変えるなど。
こう指摘になった部分だけ書き出してみると、HSPに限らず有用なことが多いのに気づきました。
今の私に一番必要なのは、こういうことを参考にしつつも、全部やらなくていいんだよ、ってこと。あれもこれもと自分に負荷をかけすぎ…(^_^;)
今は金銭労働がないので、精神の消耗がかなり減ったおかげで、自分を振り返ったり、自分にもう少し優しくなろうとしてみたり、以前よりスムーズにできることが増えました。
試行錯誤は続くー