シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

その苦しみはあなたのものでない 大嶋信頼著

Amazonの内容紹介より
"心よ! "と"無意識さん"に問いかけると、意識が作り出していた"暗示"が解かれていく。

無意識(自分の本音)にスムーズにアクセスできるようになりたいな~と日頃思っているので、アクセス方法が分かるかと読んでみました。
が、残念ながら、この本の内容は殆ど入ってきませんでした。私には著者の表現方法(言葉遣い)が合わなかったようです。

おおよその内容は分かるんです。
自分がそう感じているのか、自分の中に原因があるのかと思ったら、実は周りの人の影響(他人の気持ち・感覚に憑依されているだけだった)ということがある。

自分の無意識に「どうなんですか?」と聞いてみる。「こうしてください」と頼んでみる。
すると、顕在意識だけで生きている時にはどうしても行き詰ってしまったこと、うまく行かないこと、何だかしっくりこないことなどが見えて、スムーズに動くようになる。

どうも、こういうことを言っているようでした。

無意識にアクセスする方法も、「見て」 「きいて」 「感じて」 と紹介はされています。
一歩下がって自分の気持ちや感覚が捉えているものに意識を向ける-に近いのかな? くらいまではイメージが掴めるのですが、自分のものとして引き寄せることができません。


う~ん、相性が悪かった、ってことですかね。

感覚を優先することが得意な人向けかも。私は理屈から入るので、
「見て」 「きいて」 「感じて」を繰り返していると、頭の中にごっちゃに浮かんでいた思考がなくなり、「何も考えられない!」になり、どんどん行動できます!

と言われても、分かりませんでした。

感性で語る人に「いや~、そこはドーンと行ったら、ずんと来るものがあって、それに従ったらサクサクっとなったんですよ~」と説明されても、私には意味不明なのに似てるかな。
直接語り手に会って話せば、空気感で受け取れるものもあるのでしょうが、本だけではさっぱり、でした。
発言のベースにある感覚がイメージできないので、共感も想像も反発も出来ない感じ。