シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

「考える」と「体験して学ぶ」のバランス

千日回峰行を二度やり遂げた高僧が、「頭でっかちの人が多いけど、実践が大事」という趣旨のことを本に書いていました。

私自身は、「考える=頭の中の試行錯誤」と、「やってみる=行動の試行錯誤」両方が必要だと感じています。

最近「やっぱりやってみないとね」と思ったのが、グルテン断ち。
食についてあれこれ情報を集めると、大抵真逆の主張が存在しています。

私個人の考えは、
 ・今、科学的に証明されていないからと言って嘘とは限らない(もちろん嘘も多い)
 ・科学的に証明されている、と主張する者の根拠を確かめないと真偽は分からない
  (時に、その人の思い込みだったり、調査不足だったりする)
 ・個人差が大きいので、最終的には自分自身で確かめるしかない

で、情報を集めて考えるだけでは何が正しいか分からなくなったので、「じゃあ、やってみますか」でやってみたら、「自分はグルテンが合わない体質ではないらしい」と分かり、この件は解決。
今後、「体質が変わったかも?」と思ったら、またやればいいし、他の食材が気になったら同じことをすればいい、ということも経験から学びました。

思考と行動のバランスは、その時々で己の感覚や声で判断して、こまめに修正するしかありません。

今の課題は、私の場合は無意識に沈んでいる己の声を聞き取りやすくする方法の習得です。
ACな私は、自分自身にアクセスするのがあまりスムーズではありません。
試行錯誤は続く。