シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

「嗜癖する社会」 A・W・シェフ著 誠真書房 その2

この本の中で、目を引いたこと
(本全体の主張とは離れています)

社会全体が嗜癖へ向かわせるシステムなので、このシステム内で生きる限りは
 依存症克服の為のカウンセリングや自助組織への参加
 自分自身でいる為に、一人の時間を確保すること
                      などはず~っと必要

生きている以上、トイレに行ったり、お風呂などで身奇麗にすることが必要なのと同じなのかな。
便秘が良くなったからって、生活を元に戻して、トイレにも行かなかったら大変なことになるのと同じ~(汚い話ですみません)

依存症や共依存の治療は真面目に取り組んでも、2~5年かかる
  私は一人で取り組み中だし、まだ数ヶ月
  同じところでらせん状にぐるぐる考えたり、一進一退なのはまぁ仕方ない
  ってことで、慰められました。
  これからも自分のペースで進んでいきます。

カウンセラーの「コントロール
  カウンセラーの中には、患者をコントロールしよう・・・コントロールしてあげることで、治療できると思って実践している人もいるそうです。
筆者の言う「嗜癖する社会」から距離を取ろうとしている人は、こういうカウンセラーにはお世話になってはいけないそうです。
  ふむふむ、勉強になります。

私は、神さまを信じないわけではないのですが、宗教団体に属するのはとってもイヤでした。(今もイヤ)
神さまのイメージとか、有り様はとっても個人的なもので、他人に規定されたくない。
「考え方の取っ掛かりを教えてくれたり、自由に話せる場」なら歓迎ですが、どうもそういう組織はほとんどないような・・・(偏見だったらすみません)
元は自分の為になる導きでも、その中にコントロールが入るといやみたいです。

カウンセリングに行く場合は、こちらのペースや取り組みたいことに合わせてくれるところに行く必要がありそうです。