副題:心のHPが0になりそうな自分をラクにする本
気になった言葉の記録です。
水島広子先生は「自分の人生はなんとかなる」と思えるようになるためには三つの「基本的信頼が必要だと言っています。
・自分は大丈夫(自分への信頼)
・他人は信頼できる(他人への信頼)
・世界は安全で怖くない(世界への信頼)
ある程度予測がつくから、日々をつつがなく生きていくことができる。
自己肯定感…自分は成果を出していなくても大丈夫
自己効力感…成果を出しているうちは大丈夫
何も足を踏み出していない状態で、それが「やりたいかどうか」を判断するのは難しい。「やりたいこと」は常に「やったことがあること」の近くにある。
東畑開人さん
●ケアは傷つけない。ニーズを満たし、支え、依存を引き受ける。そうすること手安全を確保し、生存を可能にする。平衡を取り戻し、日常を支える。
●セラピーは傷つきに向き合う。ニーズの変更のために、介入し、自立を目指す。すると、人は非日常の中で葛藤し、そして、成長する。
日常を耕す:日常の小さな楽しみや生活の工夫を積み重ねていく
「逃げ込み先としてのコンテンツ」の価値はもっと理解されていい。
せっかくカウンセリングを受けても、もやもやするとき、私は「ケア」が必要なのに、「セラピー」が提供される場に行っていたからなんだな、と気づきました。その時によって自分のニーズも変わるしなぁ。
今の自分には、先を考える余力がありません。それは、先のことほど予測から外れる可能性が高くなるから。耐えられる不確実性がかなり小さい。法事や職場の棚卸などの自分でもある程度は納得していることは別にして、一週間以上先のことは考えたくない(決めたくない)ままです。
”多少元気も出てきたし”と動きすぎないのが、今の自分に一番必要なことかも。
小さく日常を耕していくー