東畑さんの著書はこれまでも読んできました。まだまとめる元気はないので、気になった言葉だけ。
「聞く」は「聞いてもらう」に支えられています。
心にとって真の痛みは、世界に誰も自分のことをわかってくれる人がいないことです。ですから、目の前に動かしがたい欠乏があっても、それでも誰かがその苦しさを聞いてくれ、わかってくれているならば、人はしばしその痛みに耐えることができます。
僕らは一人では孤独に耐えられないのです。誰かが隣にいなくてはいけない。
お金にはこりつをやわらげるちからがある。・・・安心て、結局のところ、予想外のことが起きないという感覚のことです。
他者とつながるには勇気が必要ですが、その勇気は安心からしか生まれてきません。