シンプルライフへの遠い道

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気持ち悪い人   その延長線手前の人たち

20代で余命宣告(私がその人の文章を読んで解釈した限りでは、”年単位”ではなく、”日単位”の話)を受けた人のネット上でのつぶやき

・・・以前から、検査データ画像をネットにあげている人なので、病気は捏造ではないし、本当にいよいよなんだろうか・・・という時に、わざわざ”こういう人がいる”と作り話をするほど暇ではないでしょうから、おそらく事実・・・

 

私は〇歳ですが健康です。生きるって本当に素晴らしい。健康で本当に良かった。あなたみたいにならないように、これからも健康に留意して生きていきます。余命宣告を受けてどんな気持ちですか?

 

本人に直接こんなメッセージを送ってくる人がいるそうです。

 

気持ち悪い としか表現しようがありません。

 

私も、重い病気の人の情報に接したり、亡くなった人の話を聞いたりすると、「そこそこ健康で良かった」とか、「余命宣告を受けるってどんな感じがするんだろう?」とか、想像してみることも多いです。でも、単に一人考えるのと、本人にメッセージを送ることは全く別。

私の感覚では、良識がないとか、無礼とか、そういう言葉で表現できる領域外です。

 

 

こんな人が一定割合いるんだ・・・そうだね、いるね。

プライベートでもご飯を一緒に食べに行く程度には仲良くしている同僚が癌になった時、「あなたのステージの5年生存率はこれくらいだ」だの、「あなたのステージで治療がそんなにうまくいくはずない」だの、本人に直接言った人がいました(言われたという人に聞いた話です。言われた人はかなり怒っていたので、多少盛ってあるかもしれませんが、この手の発言があったと聞いて、「あぁ、あの人ならね」と思う人でした。)

 

父親は、私が原因不明の不調でずっと半病人でぐったりしていると知って、日頃は電話口に出ないのに、わざわざ出て、大喜びで嘲ったなぁ。

「なぁ~んね、調子が悪いとね! わっはっは!」

あの喜びよう、耳に残って忘れようがありません。・・・こういう嫌な言葉を浴びせられながら育ったから、音声記憶が弱いんじゃないかと思っています。仕事での電話とかすごく苦手。相手の名前や所属を覚えられません。

母親は、数年ぶりに会った時、「なぁ~んね!その酷いしみだらけの顔は!アハハハ!」   これまた大喜びで嘲笑。

彼女に言わせると「親子の気安さ」から来る発言らしいです。わけわかりません。

私も親子の気安さで、「まだ生きてるの?」と言えば良かったのでしょうか?

 

こういう思考回路、反応経路の持ち主の言動の延長線上に、この「気持ち悪い人」がいるんだな・・・。

 

 

 

このブログでコメント欄を閉じているのは、この手のメッセージがもし来たら、ダメージ大きいから。

よくある「そうして大人になれたのは誰のおかげだと思っているのですか?」な論もうんざりですが、それ以上に嫌かも。

 

これも、人類が生き延びるために必要な「多様性の一種」なのだろうか?

仮に新型コロナの致死率が8割くらいだったとしたら、日頃「命に代えても守る」と言っている家族だろうが、「お前の盾になって死ねる」と言っている親友だろうが、さくっと捨てて避難できるメンタルの持ち主がいなかったら、人類滅びるでしょうからね。

・・・そこまでして、人類が存続することに意味があるとは、私には思えませんが。