シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

限度なく頑張り過ぎる理由

自分で「ACな自分」とよんでいる性格(特徴?)の一つが、「限度なく頑張り過ぎてしまう」です。
大抵、体調を崩してダウンします。
ちょっと回復すると、遅れを取り戻さねば!な感じになって、またやり過ぎてダウンします。
自分でもやり過ぎないように気を付けたいと思いながら、気づいたら過労で体調を崩すのがパターンです。

生存許可証がないから、とにかく頑張って成果を上げることで何とか居場所を確保しないと!という思い込み―呪いや反射と言っていいほど刷り込まれた、コントロール不能の衝動―に突き動かされて、常に、「まだ頑張りが足りない、成果が上がっていない」と何かにせっつかれている感じがあります。

この衝動を持っていることを分かっていながらコントロールできないので、「自分はダメだ」ないつものネガティブ思考まで発動する厄介な代物です。


「頑張り過ぎ」を繰り返してしまうのは、感覚ネットワークの不具合のせいだという説があると知って、妙に納得しました。
慢性ストレスにさらされ、その状態で生き延びるために、色々な感覚を感じないようになる。(これも大いに自覚があります)
で、「この辺で止めないとまずいことになる」という身体からの信号を感知できなくなっているので、体調を崩すまでやり過ぎてしまう、という説があるそうです。
だから、性格だとか、思考回路の問題だけではないらしい。

副作用で、「食欲旺盛になって食べ過ぎてしまう」薬がありますが、副作用のせいで食べ過ぎてしまう、理性では分かっていても食事量を調節することが非常に難しくなっている人に、「お前は我慢が足りない」だの、「体重が増えているという現実をちゃんと見ていない」だの説教してもダメなのと同じなのかな…と思ったら、ちょっとは自分に優しい目を向けることが出来る気がしました。

乱暴に言えば、「幼少期の育ちの中で、脳が壊れちゃったんだからしょうがない」のです。



「過労でおかしくなるまで頑張り過ぎる」のを減らすには、自分の身体感覚に意識を向けて、感知できるように練習するのがいいようです。
ボディスキャン瞑想とかが近いのかな?

少なくともスケジュール過密にせず、自分の心身の状態を確認するゆとりは確保、かな…。
(これすらなかなかできていないのですが)