うちのわんこは「T細胞性、上皮向性、皮膚型リンパ腫」になってしまいました。
悩んだ末、抗がん剤はやらないことにしました。
少量飲み続ける「メトロノーム療法」なら、副作用と効果を慎重に診ながら徐々に増量する方法でやれそうだ、と癌に詳しい獣医さんに言われて、さんざん悩みました。
理由は二つ。
何年も前から異常があり、食事と薬でケアしてきました。
実際には、数値には出ない”余力”はあまりないと感じています。
今月から動物栄養士さんに相談して、一部手作り→ほぼ全面手作り にしました。
一部手作り期間終了時の血液検査で、腎臓の値のうちいくつかは悪化。
私も切り替えが心配で、自分で食事中のリンの量を計算して、「これならいいかな」と思って始めたのですが、少し増やしたタンパク質の悪影響がもろに数値に出ていました。
今は、腎臓病の薬は増やさず、栄養士さんのレシピを試していますが、次の検査で数値が悪ければ手作りも考え直さないといけないかもです。
膵炎も数値が悪くなっているし・・・
肝臓関係はステロイド減量と食事の効果か、良くなっていましたけど。
こうやって内臓があちこち弱っているから、当然免疫力や造血力も落ちているだろうし、それで癌になったんだろうな…と思います。
もう一つは、私の心理状態。
抗がん剤が効くか、副作用が出ないかと期待と不安の中で過ごすことや、効果はないのに副作用だけ出たときに、わんこに負担をかけた罪悪感に耐えられない。
それよりは、他のケアをやりながら、癌の進行は天に任せて、わんこがゆったり過ごせるようにサートすることにエネルギーを向けた方が、お互いのためだと判断しました。
それよりは、他のケアをやりながら、癌の進行は天に任せて、わんこがゆったり過ごせるようにサートすることにエネルギーを向けた方が、お互いのためだと判断しました。
飼い主がストレス抱えてピリピリしていると、わんこにも伝染しますから。
天に任せるのも正直恐いですが、これは誰もが行く道。
私はわんこの歩調に合わせてお供するのみ、です。
悩みの中でも嬉しいことが!
インタードッグ、ちょっぴり効いたかも、です。
腫れて、はげも広がり、浸出液も出ていた口角。
まだ浸出液は出ていますが、ちょっと毛が生えてきました!
以前、「毛が生えてきた?」と思ったら、はげが拡がる途中(半分脱毛した状態)だったことがあったので、わんこが熟睡しているときに定規で大きさを計ったりしているのですが、今のところ、本当に毛が生えてきています。
それで、あと4週間は週3回打つことにしました。
それ以上はわんこに負担かも知れないので、ステロイド量との兼ね合いや、わんこの体調を見て、週2回に減らそうかと思案中です。