ネットでは、毒親を持つ子供が、「こういうことをされた、言われた」と言っている文章はたくさん読みましたが、親側の主張はあまり目にしませんでした。
見れば腹が立つので、敢えて見なかった、とも言えます。
「子供に絶縁された」で調べると、「子供から絶縁された親からの相談」がいくつもありました。
いや~、うちの親のまんま!
過干渉 → 子供を心配する親ごころ
見捨てて放置 → そっとしておいた
暴言 → 親だからこそ、言ってあげなくては!と口にしたこと
いやいや、素晴らしい変換。
内容はそれぞれ違うし、全部が本当なのかも分かりませんが、共通しているのは、
反省がないか、あったとしても、一言謝ったんだから、当然許されるべきだ、という考え。
子供がおかしいのだから、元の良い子に戻るべきだ、
そうさせるにはどうすればいいでしょうか? という相談なのです。
父親も、兄のことは、「孫に身内の諍いを見せたくないから、最後に”いつまでも連絡を待っている”とFAXしたきりだ」と言っていて、自分に非があったとは全く思っていないし、息子に暴言吐かれて、絶縁までされて、傷ついているけれど、息子が頭を冷やして戻ってくるのを我慢強く待っている心の広い父親なぼく 状態。
こういう考えなのはわかっていても、どうしてこういう考え方ができるのか不思議で、つい、ネットで調べてしまいました。
絶縁の理由は理解不能でも、中年の大人が、「絶縁する」というのはよほどのことだし、
なんとなく元に戻るなんてありえないってことも分からないあたりが・・・う~ん、私には全く分かりません。
兄の先例で分かってはいますが、絶縁されても、己を顧みることはない。
だからこその毒親なわけですけど。
こんなにわけのわからない生物を相手にしてきたんだな~
縁が切れてよかったな~
まだまだいろいろな思いが交錯していますが、
絶縁を後悔する気持ちはかけらも湧いてきません。