シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

奴隷にするために産んだ子

わんこ通院で、数年ぶりにお会いしたある飼い主さん。
親の介護の話から、私が親と絶縁している話になり、「羨ましい!!」と言われてびっくり。
絶縁を羨ましがられたのは初めてでした。

この方は、暴力・暴言の虐待を受けて育ち、就職したら給与振込口座の通帳・カードを母親に取り上げられて、自分の収入を勝手に使われたそうです。
一大決心をして実家を出て一人暮らしを始めたこともあったそうですが、(身内の中で?)発言権の強いおじに無理矢理連れ戻されたとか。
母親には、「家族の世話をさせる為にお前を生んだんだ。家族に尽くして働いて当然」と言われてきたそうです。
父親も虐待していたそうで、亡くなって嬉しかったそうです。

う~ん
この文章だけ読んだ人の中には、「どうして成人してからも親の好きにさせていたの?結局自分でそう決めたんでしょ?」と言いたくなる人も多いんだろうなぁ。

一人暮らし始めたのに、どうして実家に戻るの? とか。

一人暮らしを始める為に精神エネルギーを使い果たしていて、連れ戻し圧力が働いたときには、それに抵抗するエネルギーが残っていなかったんだろうな・・・。

この方とは毒親関係話は阿吽の呼吸で進むのが面白かったです。
私が絶縁したと言ったら、「向こうはそう思ってないでしょ?何もなかったかのようにしているんじゃないですか?」と言い当てました。
毒親あるある、なんだな。 自分の都合のいいように捻じ曲げて、それが通じると信じ切っている。
この方と話して、更に「絶縁を続けよう」とパワーをもらいました。