シンプルライフへの遠い道

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人が死ぬときに後悔する34のリスト  川嶋朗著

生き方に迷い中の私は、「死ぬとき後悔しない生き方」が今どうするかを決める参考になる気がして、この手の本は時々読んでいます。
 
この本は、終末期医療従事者でなく、「青山自然医療研究所クリニック」の所長さんが書いたものなので、他の病院で治療法がないと言われた人などが、受診したときに語った話をまとめたもの。
これまでの、死を目前にした人の後悔(主に心の問題)を扱ったものとはちょっと違っていました。
 
自分の病気は自分で治すしかない、治療法も最終的には自分で選ぶ責任がある、など、
「病気になった時の心構え」が足りなかったと後悔している人も出てきました。
 
重い病気で、のるかそるかの選択の場合、他人(医師)に決めてもらいたい、と思うのは分かるのですが、糖尿病などの生活習慣病を放置とか、
その治療法を選択した場合の予後や副作用などを確認しないとか・・・
 心配性の私には「??」な人も多いようです。
 
今は他人事として、「そりゃまずいでしょ」なんて批判していますが、いざ自分のことになったら、現実を受け入れて、次を考えられるか・・・どうかな。
そうするしかないんだよ、って心に留めておくのが精いっぱいかも。
 
体のことに限らず、自分の人生は自分で引き受けるしかないという覚悟が必要なことだけは確かなようです。でないと、死ぬとき後悔する・・・かも。