昨日は今までで一番忙しかったかも・・・な薬局。
「2時間以上お待たせしています」でした。夕方来た患者さん、「病院で4時間待たされてくたびれた」と、薬局の「2時間待ち」も仕方ないというご様子で、「明日来るよ」と処方箋を預けてとぼとぼと帰られました。
昨日は在宅3件。みぞれの中の配達でした。
そんな中、がん治療中のご一家に、身につまされるというか、何と言うか・・・。
私と同年代のお父さんが癌治療中。小学生のお子さん二人と奥さまでご来局。
お待たせしたせいもあり、ソファーでお母さま撃沈して眠っていました。薬を受け取った後も起きないので、ご主人が側に座って起きるのを待っていました。
・・・辛いよな・・・「辛い」なんて言葉を外野の私が思うのも、違うよな・・・と。上手く言えませんが。
経済的にも福祉の援助を受けている状態で、使っている抗がん剤から寛解は難しいと分かるし・・・まだお子さん小さいし・・・ ”切ない”
2年前の今頃、検査入院していた病院から「治療可能な病気でないことだけははっきりした」と連絡が来て、ひどく落ち込んで、泣いていた自分を思い出しました。
難しいな・・・とは思っていても、奇跡的に「治療法のある病気だったから、治療を始めます」ってなったらいいな・・・と奇跡を祈っていましたから。
あの頃の自分を勝手に重ねてしまいました。
何だかね、生きるって、辛いね。