シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

「天命を待つしかない」 そこに混ざる後悔

夫の病気については、私には何もできないのですが、

もっと早く脳神経内科受診すれば違ったのかな・・・

もっと運動の大切さを説明して、散歩に行くようにしていれば違ったのかな・・・

入院してからも、もっと病院と連絡を取って、今後について話す機会を早く取れば違ったのかな・・・

 

色々考えてしまいます。

 

今、末期がんのお父さんをご自宅で介護しているわんこ仲間が、今の私と同じような気持ちになって、訪問看護師さんに話したとき、「私たちのような医療職でも、自分の家族のことになると受診のタイミングなどをうまく判断できないことは多いし、結局は、本人からの訴えや治療の希望がないと状況が動かないので、決してあなたの責任ではないですよ!」と言われたそうです。

 

同じ感じの話は、他のご遺族からいくつも聞いています。

「あなたの体調変化はどうもおかしいから、ちゃんと調べた方がいい」としつこく言っても本人が受診せず、診断が降りた時は、末期がんだった方。

 

最後は食事をとれなくなって(身体には問題ないことは何度も検査で確認済みだったので、本人の(無意識の?魂の?)意思なのか・・・最後は心臓発作で亡くなった方。

 

本人の意思とは反対に、

がんが見つかった時は、ステージ2だったから、すぐに亡くなるなどとは思わず手術などの治療に入ったけれど、経過が悪く、半年で亡くなった方

 

コントロール不良の糖尿病持ちだったので、まずその治療をして、落ち着いてから肩の手術を受けたけど、経過不良で亡くなった方

 

 

本人にも、家族にも、どうしようもないことの方が多いのかな・・・とも感じます。

その中でも、出来ること、やりたいことをやって、「天命を待つ」しかできない。

 

 

明日は夫の脳神経内科受診です。

診断がつくといいのですが、診断を聞くのも怖いです。

自宅で看れないのは仕方ないと思いつつ、「とりあえず落ち着くまで」と臨時の気持ちで入院したのに、そのまま帰宅できなかったら・・・夫の気持ちを思うと、辛い。

 

 

辛い時は辛いでいい、

やってられないと思う時はそれでいい、

出来ることを十分やっていると自分をねぎらう、

周りに助けてもらう、

 

 

どうか、この日々を生き延びていけますように。