先日遊びに来てくれた友人には、自分が私の立場だったら、物を全部捨てて、一人仕様の1LDKに引っ越して、人生リセットする。物を処分すると、執着も手放せるし、スッキリするよ! と言われました。
断捨離が好きで、本当に物の少ない彼女の言葉には説得力があります。
あるブロガーさんの言葉も心に残っています。
結婚一年で旦那さんと死別。死別後半年で引っ越して、お位牌は旦那さんのご両親に渡した人が、「夫のお位牌、遺影が目に入らなくなったことで、私は精神的に少し楽になった。何より、あんなに悩まされていた耳鳴りが、新居に来てからはピタっと治まった。心因的なものが大きかったんだと思う。」と語っていて、そうかな、と思った。
私が引越したのは夫の死後3か月半後。バタバタして大変だったけど、引っ越したのは大正解でした。前の家に住み続けていたら、余計孤独感に悩まされて辛かっただろうし、今より気持ちの切り替えできなかったと思います。
物の処分も、したいな。
食卓と椅子を買い替えた時、結婚した時に買ったテーブルを処分するのは寂しかったけど、「新しい生活を始めるんだ(始めるしかないんだ)」と感じられて、ちょっとすっきりしました。
物を取っておいても、夫が帰ってくるわけじゃないから。
気持ちは思うように変えられないけど、環境はある程度なら変えられる。
あとは、やっぱり、お墓かな。
実家の墓にだけは入りたくないと言っていた夫。
お墓を準備して、遺骨を納めたら、もう一つ区切りがつくだろうな。・・・今は暑すぎて動けないけど。
それを言い訳にしてる? と思う時もあるけど、大丈夫。
これまで、どうしてもやらなきゃな~と思ったことは、ちゃんとやってきたもの。
その時が来たら、きっとできるよ、自分。