シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

自分の納得のために必要なこと

昨日、夫の入院先の相談員さんに、(余命いくばくもないから)面会させてもらえないか聞きましたが、「コロナだからダメ、医師の特別な許可がなければ、会えるのは危篤の時。会いたい場合、ご自宅に連れて帰る方もいる」との返事でした。

「ご自宅に戻られる方もいらっしゃいますよ~~」という言い方で、「ご相談に乗ります」な空気感はなく・・・。

何だかな・・・。不満。

 

夫を家で看取ることも考えてみました。

点滴も何もしないなら、1~2週間で旅立ってしまうらしい・・・。体力的に大変だろうけど、何とかならなくもない・・・?

 

その場合のメリットは、

・ずっと一緒にいられるので、お別れができる

・家に帰りたがっていた夫も、嬉しいのかも(現在夫がどう思っているかは分かりません)

 

デメリット・心配は、

・在宅看病体制を作っている間に、夫の体調が悪化して、夫との交流があまりないままの別れになる。

・私の体力的な問題。多分、ほとんど眠れない状態での看病になる。わんこの世話をどするのか・・・。あまり体力がないので、倒れるかも。

・痰の吸引が必要。訪問看護を頼むけど、素人の私もやることになるだろうから、かえって夫の苦痛が増える。

・在宅のサポートに入ってくれる人との信頼関係ができていない状態での看取りになる

・排泄ケアや体位をかえたりも、夫は体格がいいので、痩せたとはいえ私にできるのか・・・。厳しい気がする。

 

こう考えていくと、ずっと家で看ていた流れのまま、家で看取るならいいだろうけど、いよいよお別れだからと、介護する人手が自分だけなのに連れ帰るのは厳しいな・・・という結論に。

 

自分の希望を改めて整理すると、「せめて何度か会って、心理的にちゃんとお別れをしたい」です。

先週会えた時も、ありがとう、ってたくさん言ったけど、まだまだ足りないです。

先代犬の場合、高齢になってからは、いつも「うちに来てくれてありがとう。大好きだよ」って言い続けていたし、病気になってからは、毎日念仏のように言っていました。だからか、亡くなったあとで、「ちゃんとありがとうって言えば良かった」という後悔はなかったです。

 

 

明日、夫の担当医と話せることになりました。

面会のことをお願いしてみるつもりです。

 

経管栄養は本当にやらないのかは決めなきゃいけないです。