シンプルライフへの遠い道

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カウンセリング 2回目

昨日はカウンセリング2回目。

初回は、毒親育ちの話だけになっていました。まだまだ語りつくせない感じ(笑)

2回目の昨日は、初回に「かなり変わった親御さんですね」と言われたのが気になっていたので、私の親は特殊なのか聞きました。答えは、「割とよくあるケース」とのこと。

カウンセラーさんはこちらが立ち止まって考えるように質問してくれます。

生い立ちを聞くと、ずっと親に期待して、裏切られてを繰り返しているけれど、逆に言うと、期待を持ち続けられる何かがあったのでしょうか?

自分を気にかけて欲しいとか、大事にしてほしいというのは、自然な感情ですが、それを持てるように育ったのはなぜでしょう?(誰かサポートしてくれる人がいたのか、親がいつも変だったわけではないのか)

 

カウンセラーさんから見ると、母親より父親に問題あり。父親の歪んだコンプレックス解消のために家族が利用されてきた家庭に見えるそうです。

これも、父親は自己愛人間でおかしい人だと大学生の頃には感じていたから、そうなのかな、と思いました。母親は、夫があんなふうだったから、ストレスや不満などで歪んでああなったのかと想像していたけど、プロの目から見てもそのようです。私の話だけからの判断だから、偏りはありますが。

 

親が死ぬときには、「ありがとう」と言って欲しい・・・こういうこだわり?捨てきれない夢?は親子関係が悪かった人でこだわる人も多いとか。

かつての私もそうでした。

一度くらい、本当に心が通じ合ったと感じたい。

親には悪気はなかったにせよ、子供時代の自分が哀しい思い、辛い思いをしたことを受け止めてほしいし、そうでなくても、親の旅立ちの前に側に控えていることに対してだけでも、「ありがとう」と言って欲しい・・・そのことで報われたと思いたい。

カウンセリングの場で再度自分がどう感じているか見つめてみましたが、それについては、諦めきれている手ごたえがありました。手に入らないし、手に入れようと努力する気もない。

自分の親に働きかけるくらいなら、介護の仕事をして、利用者さんにありがとうと行ってもらえるようなお世話をする努力をする方がいいと思っています。(そこまで、こだわりはないですが)こう言ったら、「うんうん、それもアリですよね」と言われました。

 

カウンセリングでは言いそびれましたが、子供の時に誕生日祝いをしてもらいたかった・・・学校から帰ると、母親がお祝いのごちそうの準備をしていて、夕食の時にはハッピーバスデーを歌ってもらって、ケーキのろうそくを吹き消して。親からラッピングされたプレゼントを渡され、ワクワクしながら開けたかった。私が喜んでいるのを見て、親も幸せを感じているな~と実感する時間を過ごしたかった。

永遠に手に入らない時間です。

 

毒親育ちの悪影響で思考回路が歪んでいる部分は、「あ、またこの考え方が出てる」と気づいて、その都度修正することを繰り返せば、徐々に良くなっていくと言われました。(他の本などでも言われている通りの話)その通りなのですが、この”修正作業”にもリソースを取られて消耗することも、疲れやすさ・生きづらさの一因なのですが、そこはどうしようもないような感じ。

自分に自信が持てるようになれば、他人への信頼・安心も持てるようになっていくとは言われましたが、これも、う~ん、どうなんだろう?と「ハテナ」です。

確かに、今回の夫のうつ病でも、周りの人たちに話を聞いてもらったり、気にかけてもらえたりして、優しさや温かさに救われています。この感じが続けば、自分も生存許可証があると思えるようになるんだろうか。

やってみないと分かりません。

 

昨日も、「頼れる人がいないようですね・・・」と言われました。

確かに、親は言うまでもなく、夫もお金の管理や私に何かあった時の代理を安心して任せられるスキルはないし、本人にもやる気があるのか微妙(あるにはあるけれど、満たして欲しい私の基準と、彼の基準がかなりズレている気がする)。

淋しいとか、心細いとかを除けば、お金が十分あれば、夫が急にいなくなっても社会生活には困りません。

手続き、一般常識、家事などの生活スキル、健康管理、金銭管理、助けの求め方、家電・家財の修理も含めた維持管理など・・・全部私がやっていますから。唯一困るかも?と思うのはパソコンですが、今なら大丈夫かも。

今一人になっても、実務では困らないな、という安心感?の代わりに、全部自分が決めなきゃいけないプレッシャーはいつもあって、それも辛かったんだな~と改めて気づきました。

家を買うかどうかにしても、数年前に相談したら、「自分はこだわりはないからどうしたいか説明(プレゼン?)して欲しい」と夫に言われました。それって違うよな・・・。
お互いの希望やイメージを出し合いながら、徐々に一つにまとめていく話じゃないの?と思う。

 

カウンセラーさんにもこの話をしたのですが、「他人は変えられないので、あなたが満足するレベルに旦那さんがなるのは厳しいでしょうね」でした。

それも分かっていることではあります。

今後の状況や働きかけで多少は変わるだろうけど、気づかいが出来るか(気遣いが必要な場面だと気付くか)などは本人の性格や、センサーの感度によるので、あまり期待できません・・・。逆に、夫が私にこうなって欲しいという希望があるとして、そうなるよう多少努力は出来ても、夫の希望通りには慣れないだろうし。

ここの心細さや不安定感をどうするのかも課題として出てきました。

 

 

2回目は、親子関係はだいぶ再整理できました。

他の課題も見えてはきました。

 

が、やはり精神的負荷が大きいようで、片頭痛が続いています。

次回は来週金曜日。