シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

そして、人生はつづく 川本三郎著  のまえがきだけ

図書館で借りたのですが、内容が思っていた感じと違っていて、今の気分と合わなかったようで挫折。著者の価値観が気に入らず、読んで腹が立つとか、そういうネガティブな理由ではないのですが。

著者は、この本を書き始める2年前に配偶者をがんで亡くし、今は一人暮らしだそうです。

気に入った「まえがき」の一節

メイ・サートンの「独り居の日記」より)

「私にできることといえば、瞬間瞬間を、一時間一時間を、生き続けることだけだー小鳥に餌をやり、部屋を片づけ、たとえ私の内部には築きえなくとも、せめて私の身の回りに、秩序と平和を創造することだ。」

一人暮し、それももうじき七十歳になろうとする人間にとっても「秩序と平和を創造すること」がいかに大事であるか。

自己管理をきちんとし、静かに暮らすこと。一人暮らしになって静かな一日を送ることの困難と、それゆえの幸福を知るようになった。

 私は未だに気持ちが落ち着かないし・・・自分の体調不良や夫のうつ病がなくても、落ち着いたことは殆どない気もしますが・・・せめて身の回りには秩序と平和を創造したいところです。