最初夫が退職することになった時、会社関連の保険代理店で契約した保険や、切り替えについて話が来ました。
その中で、がん保険の見直しを勧められました。
「今契約している内容は時代遅れの古い保障なので、解約して、今のがん治療に合った保険に変えた方がいい」と言われたそうです。
で、見直しました。
確かに、ベースの保険は、浸潤していない癌だと診断給付金は出ないし、「続けて20日以上がん治療で入院した後に、自宅療養になった時に給付金〇円」など、今の医療スタイルとは合っていません。
その後、2回、特約を追加してありますが、見直すと「本当に必要なのかな?」な内容。
ですが、勧められた新しい保険は月11000円ほどで高い。夫が80代前半になる30年後まで契約していたら、累計保険料:約400万。それ以上の給付金をもらうような癌になるのかね?その400万を、「医療・介護費」として別枠で貯金した方がいいんじゃない?
契約中の診断給付金400万(65歳以降は200万)のベースの保険は、古い保険なので、解約払戻金が多いです。調べたら、解約するとこれまでの保険料の8割くらいが戻ってくるのにはびっくり。少なくとも65歳まではこのまま継続することにしました。
2つ付けていた、補償強化のための特約は解約。
可能性は低いものの、受けることになったら数百万かかる「先進医療」の補償は欲しいのもあり、勧められた保険の最低限のベース契約に「先進医療特約」をつけて、新規契約することにしました。
手術や、上皮内新生物(浸潤していない癌)の補償はありませんが、浸潤していない癌になった場合は、手術などの最初の治療費は貯金で払い、その後、放射線や抗がん剤治療が必要になったら、新しく契約する保険である程度カバーすればいい。
浸潤している癌だったら、診断給付金で自己負担の大部分はカバーできるでしょう。治療が長引けば、また違ってくるでしょうが、未来のことは誰にもわかりません。
おそらく、10年、20年経てば、がん治療もまた変化しているだろうから、一番いいのは、「診断給付金」という結論になりました。
面倒で先送りしたり、書類を取り出して考えたりを繰り返すこと1か月半。
結果、年3万円ほど夫のがん保険料が下がりました。
めでたし、めでたし?
次は、私のがん保険の見直しです。
私のがん保険は、60歳で保険料払い込み終了、保証は一生タイプがベースなので、こちらは継続。追加で付けた特約を解約するかどうか、夫と同じ保険に新しく入るか検討中です。