著者は 元戦艦大和 乗組軍医、長寿科学振興財団名誉理事長
この本は2020年12月出版ですが、2021年3月に100歳で亡くなられたそうです。
著者の戦争体験、"この歳になってわかったこと”、健康でいるために、老いと死についてのエッセイ。
99歳でこの内容の本が書けるんだな…と、個人差が大きなことは承知の上で、思考力は保持可能なのかも、と思えました。
経験に裏付けされた言葉は素直に読めました。
[気になった言葉]
こうして今、改めて自分の人生を振り返ると、人生というのはしばしば自分ではどうにもならない、時代の大きな「流れ」のようなものに飲み込まれてしまったという感があります。
自分で選びとれないものについて悔んだり嘆いたりしても何も始まりません。自分で選びとれることをコツコツとやっていくのが大切です。
健康で、ストレスの少ない生活を大事にするのです。
「中庸」が大切。