シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

母の老い方観察記録 松原惇子著

持ち家(マンション)で暮らしていた著者が、65歳で漏水問題からマンションを売り、母と実家で同居することに。そこで目の当たりにした母の暮らしぶりについての本。

著者のお母さん、なかなかのスーパーウーマンです。

著者が71歳、お母さんが92歳、著者の連れ猫が13歳の時の著書。

身につまされたのは、65歳で賃貸契約を著者が断られたこと。やっぱりか。そろそろ家を買うことも検討しようと思っていますが、必要かな~と思う。高齢になると、「とりあえず住む場所はある」は大事かも。その家が被災する場合もあるので、何とも言えませんが…。

 

お母さんはおしゃれで、自立していて、一人暮らし満喫中。こういう風になれたらいいな~と純粋に思えました。

お母さんは規則正しい生活で、とにかく動く

 起床後、ちゃんと着替えて身なりを整える

 多種類の食材からなる朝食をとる

 家の掃除で体を動かす

 友人と電話でおしゃべりしたり、会いに行ったり。お料理したりでじっとTVのまえに座っていることはない。

 食材の質は落とさず夕食を取り、10時ごろには就寝。

背もたれのないスツールに座っているそうです。特に運動はしなくても、日ごろから体を動かし、外出が多ければ、それで十分なんだな~。

 

元気で老いるための七か条

・なんでも自分でやる:甘えと楽は大敵

・身なりをいつもきれいにする:明るい色を身に着ける

・狭い部屋できれいに暮らす

・くよくよしない

・病気のことを忘れて暮らす

・動物や自然を友とする

・必要とされる人になる