パート探しが上手くいかないので、今は焦るなという天のお告げということにして、片付けに戻りました。
趣味や勉強関係で、不良在庫になっているのは「野望ガラクタ」
これを買って使えば、なりたい自分になれると思って買ったものの、結局は使わなかったり、使いこなせなかったりしたまま、ずっと保存してきた物たち。
私の場合は、英語などの勉強関係、通読できなかった本などは処分済みで、残っているのは手芸関係。
今月は刺繍関係を中心に見直しています。
仮に専業主婦のままでいられたとしても、今ある在庫の1割でも完成させられたら御の字、という在庫量。
これまで、こうして買い集めたのは、
心の空虚さを埋めたかったんだろうな~、
こんな作品を完成できる自分ってすごい!って思いたかったんだろうな~、
こうして集めておけば、不足感に苦しまずに済むよね(根にあるのは子どものころの親からの愛情飢餓感、小学生までお下がりばかりで惨めだったあの頃を再体験したくない気持ちなど)、
これだけ買う財力が自分にはあるとパワーを感じたかったのかも・・・
もう買ってしまったものは仕方ないとネガティブに考えることが多かったです。
でも、いい面を思い出すと、
何を買うか考える時は確かに楽しかったし、
選んでいる時は、これを生かそう、こういう作品を作ろう、きっと楽しい時間が過ごせる、ネットで・本で見たあんな素敵な作品に近づけるかしら?
そういうワクワクや夢も沢山あったのです。
実際に作品に出来て、達成感も何度も味わいました。
今は、保存していることで、
「無駄なものをたくさん買ってしまった自分」
「それを上手に手放せないままの自分」
「作りたい気持ちがあるのに、時間のやりくりも、現実に沿った生活プランも出来ない自分」
そんなネガティブな自己像をいつまでも自分に突き付けて、非難し続けている。だから教室を続けるかの判断も付かなくなっているのかも。
こういうことをしてきた自分を全てゆるそう。
手放して、自由になろう。
マントラのように心の中で繰り返しながら、処分を続けています。
本当に読みたい本は、手にした途端に開いて読み始めます。
本当に作りたいなら、何とか時間をやりくりして、少しずつでも進めているはず。
こうして10年以上、新品のまま袋に入っているものは、本当は、そんなに好きでも大事でもないものなんだな・・・。
よく言われるように、「いつか」は来ない。