副題:人生というカオスの為の解毒剤
書名通り、12のルールとその解説でした。全部を丁寧に読む気力が途切れたので、ぱらぱらと眺めただけです。内容が自分に合う、合わないの整理がつく前に、”パラ読みでいいかな”になったのですが・・・う~ん、今の私には理路整然とし過ぎていたのかもしれません。
なので、まっとうな感想やまとめはありません。
自分に残しておきたい言葉
「人間は幸福のために創られている」とする貧弱なイデオロギーは作業手配係のこん棒の一撃で打ちのめされてしまう。 ソ連の強制労働キャンプについての本で
自分の人生をきれいにする:間違っているとわかっている行動を止める。ただぼんやりとでも、やめるべきだとわかったら、ただやめればいい。理由を明確にする必要はない。自分の魂が導いてくれる。敵の不正を非難するな。国家の再編成よりまず先に、自分の経験を秩序立てるべきだ。謙虚であれ。
狂気とは、同じことを何度も繰り返していながら、異なる結果を期待することだ。
人の価値はどれだけの真理を許容できるかによって決まる。ニーチェ
狂気とは、同じことを何度も繰り返していながら、異なる結果を期待することだ。
この言葉に出会えただけでも、この本を手に取った価値がありました。
最初に思ったのは、いつものごとく親のこと。私への態度は同じままなのに、この絶縁状態を解消して、以前の奴隷に戻したいと思っているらしい(少なくとも絶縁のままでは嫌らしい)・・・その狂気にぞっとします。
認めたくないけれど、同じ狂気が自分の内にもあるという自覚もあるので、戒めにしたい言葉です。
現実をそのまま眺めること、変化を受け入れること、己の欠点や非を認めること
・・・この辺が少しでも出来るようになれば、人生がスムーズに動くんだろうな。