シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

「社会貢献問題」を脇に置く為に

”満足度の高い人生”の話でよく出てくる話の一つが、「人様のお役に立つ」「社会貢献」。

小さな親切で相手に喜んでもらえたら嬉しいし、小さな親切を受けるのも嬉しい。社会を少しでも良くするために、と頑張っている人の姿に、「すごいな~、ありがとう~」とも思う。

でも、自分が”小さな親切”以上のことをした方がいいのか?したいのか? 何ができるのか? と考えると、途端にACな人間不信、人間という種から微妙にはみ出している感覚(見捨てられ不安、他者といると安心できない違和感など)が顔を出して、「利用されるだけだよ?」とか、「人間の為に何かするって、私にとって意味があるのかな?」とか、反対方向へ行こうとする声もします。

今は専業主婦で、「金銭労働を通じて社会貢献しているからいいの!」にもならないし。

 

とりあえずは、「毎日ゴミ拾いしているからいいの」にしておこう。

わんこの散歩のときに、ごみ拾いしています。理由は、社会貢献でも、地域ボランティアな気持ちでもありません。自分のリソース節約のため。

食べ物の匂いのついたゴミはわんこが反応して、くわえようとしたり、舐めようとしたりするので、そのゴミがある場所を通るたびに、「ここにわんこが気にするゴミがあった」と思い出し、警戒し、まだごみがあった場合、わんこが近づかないようにリードを引いたりが面倒くさいからです。

その場で拾って回収した方が、早い。

すぐにまた新たなごみが発生しますが、とりあえず、目の前の懸案は消えます。

たばこの空箱の匂いを嗅がせたくない(発がん性物質が入っていた容器の匂いを嗅いでいいことがあるはずがない)。

で、結局ほぼ毎回ごみ拾いをして歩いています。

小さな袋はすぐにいっぱいになります。

・・・これだけ人口密度が高い地域で、この位のゴミの量で済んでいるのはみんなのマナーがいいからと思うべきなのか、皆なってない!と憤るところなのか微妙です。

以前も書きましたが、ダントツで多いのはたばこの吸い殻。次が個包装のお菓子の包装(飴が特に多い)。コンビニ食のパッケージ(おにぎり、菓子パン、テイクアウトの揚げ物など)、たばこの空箱、ライター などなど)マスクも多いです。

わんこが拾う、小さくで柔らかいプラ製品、何かと思っていたら、イヤホンの耳入れる部分でした。皆さん落とすようです。

 

 

こうやって、適当に理屈をつけないと、「これでいいや」にならない面倒な奴ですが、仕方ない。

それだけ、外部の声を満足させる or 反論のネタを持っておかないと安心できないんだな~。日々嘲られて育つと、こうなるんだな~。

 

とりあえず、「社会貢献問題」は解決したことにしておこう。