足指を骨折しました。今ある事実はこれだけ。
意味づけはどうにでもできます。
・もっとゆっくり生活しなさい
・一度立ち止まって、己を振り返る機会だよ
・友人知人の病気や訃報では分からないようですね。自分で体験して、「本当はどうしたいのか」に従いなさい。人生短いよ。
・加齢による衰えが、はっきり出るようになったんだよ。もっと体のメンテナンスをして用心深く暮らしなさい。
・他人の優しさにも目を向けなさい
・親と絶縁したから罰が当たった(骨折した日は親との絶縁記念日)
などなど
前回の出勤日は、痛くてのろのろとしか歩けない⇒お客さんが店に入ってきても、ササっと出ていけない⇒受け付けは同僚に頼みたい
仕事の後、再度出直して近くの病院まで歩く元気はなかったので、わんこの留守番限界時間内に職場近くの病院に行き、診察を済ませたい⇒早退するしかない⇒いきなり消えたら、多分迷惑
というわけで、同僚にも事情を話したのですが、皆さん、優しくフォローしてくれ、変える時も「お大事に~」でした。
処方薬をもらいに職場に戻ったら、店長が、「金曜日来れるの?立ち仕事は負担になるから、座ってできる仕事を探しておくね」でした。
みんな優しい。ありがたい。
身体感覚としては、親の対応の記憶が蘇ります。
反射的に思うのは、
・家具にぶつけて骨折するうかつさを嘲笑う
・痛くて動けないというと、「自分が怪我した時はああだった、こうだった」と言い、
「大したことはない」と私の痛みは無視する
or うざいほど大げさに騒ぎ立て、「じっとして動くな!!」と制限し、見張る。
いずれにしても、私がどう感じて、どの位なら動けそうだと判断しているかに耳を貸さない。
周りの人の優しさに嬉しいな、と思うのですが、まだ素直に受け取れていないな、と改めて自覚させられます。まぁ、仕方ない・・・。