シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

NOと言う事

NOと言えない人は、子供のときに存在をそのまま受け入れられた実感が乏しい人に多いそうです。

良い子だったら可愛がられるけど、親の希望と違う行動をすると拒否される。

赤ちゃんのとき、スキンシップが足りなかった。
私はこれはある(らしい)です。
母によると、赤ちゃんのとき、私は哺乳瓶をその辺に立てかけた状態で、ミルクを飲み終わるまで放置されていたそうなので。
兄と姉がいて忙しかったのは分かりますが・・・
まるで「エサ」じゃないの。
おそらく、歩き始めるまでは、他にやることがいくらでもあるから、「寝かせておけば良い」だったんじゃないかなぁ。
 

先日、パートで管理になるよう頼まれ、(本当はやりたくないのに)その場に飲まれて期間限定なら、と引き受けてしまいました。
その後、夫と話して我に返り、お断りしました。

まだ引きずっています・・・

 読んでいるトラウマの本によると、「良い子ちゃん」の典型・・・気が進まなくてもNOと言えない悪習。

NOと言ってほっとしたのと、何となく不安なのと。
不安の原因は、「次に会ったとき店長が不機嫌だろうな・・・」
       「社長の態度も今後は変わるだろうな・・・」
        断りの電話をしたとき、既に不機嫌(^^;
(理性は、だからどうした。それなら辞めてやる。と言っているんですが)

でも、喫茶店に呼び出して、店長と社長二人がかりで説得するって、キャッチセールスみたいじゃないですか。
断りにくい雰囲気を作って、それでYESといわせるのはどうかと。
もちろん、きっぱりと断らなかった私が悪いのですが、でもねぇ。

どうしてイヤなの?
名前だけでいいから(実務は店長がやるから)
期間限定だよ
約束が違ったら、その場で辞めていいから  

こう畳みかけられると、段々その気になってしまって、仕方ないかなぁ、なんて。帰る時にはすっかりその気に。
本当にセールスに引っかかった状態(^^;
断りきれなかった自分に腹が立つのと、強引なやり方をした経営側に憤るのと半々。

本には、「職場でNOを言う練習をしましょう。」とありました。
「気が咎めたりするでしょうが、それは今までの悪習から抜け出すには通らなくてはいけない試練です。」

   そうですね。頑張ります。

断って相手が不機嫌になるのがイヤで、なかなかNOといえません。
申し出を断られれば、誰でも不機嫌になるわけで、それは仕方ないこと。
その不機嫌を処理したり、次にどうするか考えるのは相手の仕事で私とは関係ない。
そう割り切れるようになりたいです。
頭では分かっていて、常々そう思っているのですが、相手の不機嫌オーラが出始めると頭で考えていた通りに行動できなくなってしまいます。

とりあえず今の職場で、NOの練習。
今転職しても、結局同じことの繰り返しになりそうですから。
自分の性格を変えないとなぁ。
今辞めたら、今回のことを引きずって、再就職せずに引きこもりになりそうだし。

今まではお客さんを待たせちゃいけない!と残業になると分かっていても、接客優先でやっていましたが、それも出来るだけ止めます。
お客さんを待たせても、残業しなくて良いように仕事を進める(=自分を優先する)のも強くなるための練習。
単に、一人接客したら、その片付けをしないと次に行かない、だけの話なんですけど。ちょっとした片付けや書類書きも溜まるとすぐ一時間の残業になっちゃうんですよね。
お客さんの「早くしてよオーラ」に負けない!
接客業として、このスタンスは良くありませんが、2~3人分の仕事を一人にさせている経営側に問題があるので、それで評判が落ちても知らない~
これでサボっていると言うのなら、いつでも辞めますよ~


いつでも辞められるように、やっぱり金銭状況をはっきりさせて、貯金しなくちゃ。