シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

一夜明けて

さすがに昨夜はあまり眠れませんでした。

一夜明けて。

母親とは復縁できるかな、さみしい思いをさせて悪かったかな、という気持ちも湧いていますが、それと同時に、本人に嘲っている自覚がない以上、余計、また言われる可能性は大きいし、最初は私の抗議を受け入れても、慣れてくれば、また、スルーと暴言が始まる可能性もあるので、実際には今の気持ちで軽はずみに動いてはいけないと思っています。

母親の中には、私が好きな、話しやすい、割と優しい彼女と、
酷薄なことを言って、私を嘲って貶める彼女と、 二人の女性がいるので、要注意。

実際、最初にうんざりしたのは、母親から月1回ほど雑談の電話があった時期。
「この人とは話したくない。」と思った。
Sさんとの雑談と同じで、平気でこちらが不愉快になったり、傷ついたりすることを言うから。
遠くで懐かしんでいる方がいい。
「年賀状くらいは頂戴」と言われたので、まぁ、それは考えよう。

まだ混乱しているので、昔からの刷り込み「親を満足させなくてはいけない」が発動している可能性もあるし。しばらくは自分を観察です。

母親には、最後に、「体に気を付けて。元気でね。」と優しい気持ちでお別れを言えたから、
もしこれが最後の会話になっても、何も話さないままよりは、よかった。

まだ最低数年の猶予はあるつもりでも、お互い義母のように急死することだってあり得るので、これこそ、「自分の選択の結果だ」と受け入れるしかありません。
う~ん、どうかな。「これがあの時の自分の限界点だった」と思えればいいけど。




父親。
もう、怒りしか湧いてきません。
父親は、私がどう思っているかは全く考えていないことがはっきりしました。
そして、私がどう思っているかに全く関心もない。
現実には、相手(私)の意向を無視すれば、自分の希望も通らないんですけどね。
自己愛人間って、本当に「自分の満足だけが大事」をここまで貫けるんだと、実体験で目の当たりにすると、一種の感動を覚えます。

「親子なら、たま近況報告くらいは最低限と思う俺は間違っているのか?」
  いえ、間違ってはいませんよ。
  ですが、それすら拒否するくらい、あなたが嫌いだって言っているんです。

妥協点を探すことは全くなく、「自分の希望を受け入れるか、絶縁か」と突きつけて、こちらを折れさせようとするのにも腹が立ちます。
20年前にやられていたので、今回は、「(二択なら)絶縁になるね」と受けて立つことが出来ました。
でも、そのせいで、「葬式には行く方向だけど、約束はできない」になって、彼の希望とはかけ離れた結論になりました。
正直、「ざまぁみろ」です。彼は、永遠に次女を喪いました。
口先ではあれこれ言っていましたが、たぶん、彼には必要ないのだと思います。

「親子の縁を切る」を「口が滑った」で終わらせようとするのも許せない。
話の流れがあったら、「中絶なんかしとらんやろうね」って言っても許されるんだ? ふ~ん。
言われた私は許しません!


多分、兄も、転職時のごたごただけでなく、こういう彼の論法にはらわた煮えくり返って絶縁したのだと思います。




それにしても、自分、よくやった!頑張りました!本当によくやった!

これまで読んだ色々な「毒親本」が本当に役に立ちました。
辛かったことなどを話しても無駄だとは分かっていたけれど、私が親を嫌って距離を取っていることくらいは認識しているかだけは確認したかったのです。
・・・私がどう感じているかを想像する意思はあるのか?
   自分が逆の立場だったら、と考えることが出来る人たちなのか知りたかった。

最後まで何とか理性的でいられたし、
あなたはそう思うんだ。 私はこう思っているの。 と、自他を分けて話すこともできました。
あなたたちのせいで私はこうなった、という話はしなかった。
                                      頑張りました!


これが、私の「対決」だったのかな。

しばらく動揺が続くでしょうが、でも、これは回復の大きな一歩になることは間違いないです。
動揺も含めて、しばらくは静かに自分を見守っていこうと思います。