シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

それがあなたの「覚悟」だったのですか

悪口・愚痴です。

ずっと心の片隅にもやもや残っているので、ここで吐き出しておきます。

 

前店長が退職して2か月以上経ちました。私にとっての職場は、平和になりました。

 

去年の7月、2ステップで仕事を増やしたいと相談したら、前店長に、自分は覚悟をもって働いてきたけど、あなたはどういうスタンスなのか。体力面で不安があるとか理由にするのが理解できない。。。的なことを言われました。

当時、夫と死別した心のダメージや、夫の死後手続きや引っ越し準備での疲れ、今後への不安などでボロボロだったので、会社に迷惑をかけないようにとも考えての相談だったのですが、私がそういう希望を出した理由は聞いてはくれませんでした。言おうとしたら、「あー、はいはい。それはいいから」みたいなあしらい。

前店長は仕事に打ち込んできた人だし、未婚だからパートナーを亡くすのがどういうことか、想像もできないだろうし、そもそも想像しようともしない人だし、しょうがない…と”分かってもらうこと”は諦めました。

 

その後、どんどん仕事が忙しくなり、「前年同月比200%」が続き、前店長の部下へのパワハラ的あだ名が嫌だというのが理由の一つで、やっと入った新人さんが一週間で辞め、その件で社長からはいろいろ言われて、面談で涙したらしい…

と、事件もあったので、人手不足を社長に訴えにくくなったのか、新人さん退職のことが引き金なのか、そのあと不眠症や手指の関節炎だとか不調になったようでした。

結局、無策のまま時間が過ぎて、新規在宅は相変わらず引き受け続けて仕事は増えるし、薬歴と報告書はろくに書けず、現状に疲れた事務さんが二人退職して更に仕事が回らなくなっていきました。

最後は、誰かが社長に直訴して、社長が店舗員全員に面談、前店長と面談・・・前店長退職、になりました。おそらく前店長が退職を決意した後、面談がありましたが、その時に、きついことを言ったけど、その時は、気持ちの疲れは分かっても、体力がついてこないというのがどういうことか分かっていなかった、とは言われました。

 

私が復帰できるように会社に話してくれたのも(このことには今でも感謝しています)、店舗移転で仕事が忙しくなるから人手が必要だったからだし、忙しくなるのはある程度は以前から分かっていたこと。

これまで管理職をやってきて、部下とのコミュニケーションの必要性なども分かっているはず…でも、結果はマネージメント面では無策に近くて、部下たちの気持ちは離れてしまいました。

 

急に仕事量倍増して、大変だったよな~とは思います。

でも、社長に相談するとか、部下たちと話して現状把握したり希望を聞いたりするとか…おそらく前店長は苦手だったであろうことをやって、解決方向へ動くこともないまま(私が知らないだけで、いろいろと動いていたのかもしれませんが)、目の前の仕事に忙殺されて、つぶれてしまった感じ。

 

ふ~ん、これが、あなたの「覚悟」だったんだ。

 

 

夫が病気になったことも、亡くなったことも、そのあと一人でやっていかなきゃいけないことも、もう、他に選択肢なくて、つぶれそうになりながら、何とかよたよたと生きてきたのがしんどいから、「退職」という選択肢があった前店長を羨んでいるのもあるんだけど。

でも、なんだかね、と思うし、他人の批判なんてこの程度のもので、他者が私に要求するレベルを相手が維持しているわけじゃない(多くの場合下回っている)ってことなんだな。

まぁ、いい勉強になりました。