シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

店長退職

今日、社長から、店長が6月で辞めることになり、当面は近隣店舗の店長が、2店舗の店長兼任するという発表がありました。

 

先日、社員さんから店長への不満の声が社長に上がり、社長が店舗従業員全員に個別の面談。その後、社長と店長の面談。

半期に一度の目標面談の時期だったので、店長と店舗の人たち個別に面談。その時に、謝罪もあったし、店長に希望も聞かれたし、店長の考えの説明もありました。

 

その後は、新しく人が入ったし、今後も3人入ることになって、少しは状況が良くなるかな~と期待していたところでした。

何より店長が穏やかになって、気持ちが悪いくらいで、この感じが続くといいな~と思っていました。

 

そうか、辞めることにしたんだね。

店長が担当していた、対応が難しい在宅患者さんたちの割り振りどうなるんだろう。

車で大量に輸液を運ぶ人とかもいたしなぁ。

店長が担当している施設への配薬もどうなるのか。

    まぁ、私が考えることじゃないから、様子見です。

 

 

私は夫が入院してから、店長にお願いして、職場復帰させてもらったから感謝しているけど、店長の期待する働きは出来なくて・・・夫の病気や看取りがあって、無理だった・・・店長にきつく当たられることも多くて、それが大きなストレスだったから、それがなくなるから、ホッと一区切りな感じはあります。

でも、コロナ前は、店長は今のように穏やかだったから、店舗移転後の忙しさなどでストレスとプレッシャーが大きかったんだろうな、それで、性格も荒れちゃったんだろうな、とも思います。同情する部分もあります。

 

仕事は大変だけど・・・過労死する人もいるし、心を病む人はもっと多い。それでも、仕事は「辞める」選択肢があるのが素敵だ。

夫との死別は、私の意志で「やめる」選択肢はなかったのでそう思います。

夫の世話を放棄するために離婚するとか、失踪するとか、放置するとか・・・夫の世話から逃れる選択肢はあったけど、

私がどの道を選んでも、夫が(離婚していたら”元夫”が)死んでしまうという未来一択でした。

 

店長には、多少大変だろうが、何だろうが、とにかく働いて自活するという覚悟がないと言われたことがあって、確かにその時そうだったのですが(今も、夫の遺産と遺族年金を当てにしている甘ちゃんです)

あぁ、でも、私は「夫と添い遂げる覚悟」はあったんだな、夫の病状がどうなろうと、できるサポートを最後までやること以外、考えてなかったな、と気づきました。

若年性認知症で、十年単位の療養になったら、所得補償保険金も降りないし、我が家は破産だわ・・・と暗く落ち込んだけど、夫を捨てようとは思わなかったな・・・。実際にそうなっていたら、どう動いていたかは分かりませんが。

 

とにかく、しばらく様子見です。