シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

あれから半年 六回目の月命日

昨日は夫の六回目の月命日でした。あれから半年。

まだまだ混乱しているようで、考えがまとまりません。

私の大きな死別体験は、夫とわんこだけなので、わんこの時と比べてしまいます。わんこの時は分かりやすかった。ただ、悲しくて、恋しかった。ただ、寂しくて、会いたかった。

夫の場合は・・・どうなのかな。

今の瞬間の自分の気持ちをのぞき込んでも、複雑に絡み合ってて、分かりません。

生活があまりに激変して、まだ落ち着いていないので、気持ちの整理をする段階ではないようです。安全が確保されて安心してからでないと、癒しは始まらない。

 

夫が元気だったころは、少なくとも60歳までは夫が今の会社で働いてくれて、その後は年金もらえるようになるまで、二人でバイトするのか、夫は働きたくないと言っているからどうするのか・・・

無理強いはしたくないけど、人付き合いのない夫が呆けるんじゃないか、どんどん偏屈になるんじゃないか、家事はやろうとしないだろうから揉めるな・・・とか、「夫定年後」は心配だったな。

終の棲家のことも含めて、真剣に老い先のことを考えて、二人で話し合っていかないとな、と思っていたところでした。

 

今は、中古マンションを買って、わんこと二人暮らし。パートの仕事を増やしてもらえたので、当面の生活の目処も立ちました。仕事の契約を毎年更新してもらえて、少なくとも60歳ごろまでは、自分の収入の範囲で暮らせたらいいな、と思っているところ。年金額が少ないので、今貰っている遺族年金は出来るだけ貯金しておきたいです。

まだ仕事に慣れないし、仕事が増えた生活にも慣れないし、夫の死後手続き(相続税申告)も残っていて、落ち着いてはいません。仕事は以前思っていたほどはしんどくはないです。(それでも十分ストレスですが)不思議と何とか生き延びています。逆に、ある程度慣れた後なら「基本、家事・家庭管理をしなくていい」なら、意外と楽なのかもと思う程。

 

夫の心配や世話はしなくていいし、楽な面もあるけど・・・

人に頼れるようになったり、働けるようになったり、新しい自分と出会えたり、いいこともありますが、でも、まだ変化についていけてないかな。

 

先のことは考えず、一日ずつ生き延びる生活が続いています。