仕事で自分のへなちょこぶりを思い知って落ち込んだり、
夫が亡くなった現実が大きく視界を塞いで未来が暗く見えたり、
仲良さそうに夫婦・カップルが歩いていたり・・・
理由不明で心細くなったり・・・
まぁ、色々あります。
そんな時、
「いや、でも、無職になっても少なくともわんこを看取るころまで生きていけるだけの貯えあるんだし。飼い主の責務果たしたら、後はどうにでもなれって割り切るのも悟りの一つかもよ?」
「死んでもいいけどさ、でも、どうせなら、わんこの養育費以外残さずに、使い果たしてからでいいんじゃないの? それなら、ホスト遊びとかやってみたら?」
「多少の貯えあるんだから・・・」と自分を宥めたり、励ましたりしています。
同年代の人だったかな・・・TVで、(根拠もなく)お金あるから(今なくても稼げるから?)大丈夫っていう安心感で、バブルの頃はやんちゃ・無茶できたけど、今の若い人は先を考えると冒険しにくくなっている気がする。結局、「お金があるか」って大きい
そんなことを言っていた気がします。深く同意します。
バブルの頃、私は学生で、私自身はお金はなかったし、将来稼げる保証もなかったけど、でも、経済的に何とかなるって思っていたんだろうな。大人たちがバブルで浮かれ騒いでいるのは、「続くわけない」と冷めた目で見ていましたが・・・。
バイトで貯めたお金は海外旅行に何度も行って使い果たしていました。今思うと、恥ずかしくて悶絶しそうなことも旅先でやったけど・・・後悔はないし、若気の至りの冒険も楽しかったです。
同じことかは分かりませんが、今何とかポンコツな自分を自覚しながらも職場に留まっていられるのは、「多少の貯えはあるから、もし無職になってもすぐに飢え死にはしない」安心感のおかげが大きいです。
そういう意味で、「多少の貯え」にすがっている私。
・・・その「多少の貯え」の90%以上は夫のおかげだったりするのでした。
「なんで勝手にさっさと逝っちゃったわけ?」 と今でも時々怒っているけど、「多少の貯え」を遺してくれたことには感謝してもしきれません。・・・まぁ、私が管理して貯めた面もありますが・・・夫がお金を使わない人だったのと、夫のご両親の遺産が大きいですから。
夫、なんで自分で使う前に逝くかな・・・
あの世に行ったら聞いてみたい。