夫が発作のような体調不良で救急搬送され、その後、本人の希望もあって、精神科に入院したのは去年の10月15日。私の中で、一種の”記念日”になってしまっています。
それまでは、病状は進んでいたけれど、自宅で一緒に過ごしていた夫がいなくなってしまった。わんこと二人暮らしになってしまった。当時は、数週間で退院すると思っていました。
入院後は、けいれんが起きたり、車椅子になり、オムツになり・・・とそれまで言われていたうつ病や若年性認知症とは明らかに違う症状が出るようになっていった夫。
そういう夫の病状進行の話を病院から聞くと、激しく動揺したり、不安になったりもしたけど、もう私が夫の身の回りの世話をしなくていいことにどこか安堵している自分もいて・・・。
最終的には、病気が進み、4月末に亡くなりました。
夫の療養の転換点が10月15日でした。
神経難病で、今でも進行性核上性麻痺だったのか、ヤコブ病だったのかはっきりせず・・・いずれにせよ、治療法がないから、「あの時もう少し早く病院に行っていれば」とか、「生活習慣を変えるようにもっと働きかけていたら」とか、そういう後悔がないのは、救いではあります。
今日は三連勤の後でクタクタ。でも、お願いして夕方わんこ仲間に遊びに来てもらうことにしました。この方は、夫が入院した直後、家に呼んでくださった方です。ご主人を病気で亡くされているので、私の辛さや心細さを慮ってくださったのだと思います。
あの時呼んでいただいて、救われました。
本当は、体を休めつつ、相続税申告準備をした方がいいのですが、今日はあまりに辛くなりそうで、自分からお誘いしました。
うん、これでいい。
自分で自分を大事にしないと。
夫はどうしているかな。
あの世でのんびりやってるかな。
これからわんこと二人で生き延びる!という覚悟はないです。正直。
消えたいとか、死にたいとかまでは思わないけど。先のことは考えたくない。