シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

色々疲れた

夫の転院先は、割と長期間居られるという話でしたが、面談では「3か月」。「3か月ごとに患者さんの状態を確認して判断する」とは言っていましたが、高齢者が多いそうで、夫は若いし、色々なイベントやレクリエーションのある施設の方がいいと病院は考えているようでした。夫はそういうのは嫌いな人なのですが・・・。

また次を探すのか・・・(ため息)

でも、3か月前といえば、夫が精神科に入院したころ。入院した時は自力で歩いて、自分でトイレにも行っていました。3か月で夫はかなり変わってしまいました。

だから、3か月後を今から心配しても意味がないのかもしれない。

今入院中の病院は、急性期病院で、すぐにでも退院してほしい様子ですが、次のところは、少しゆっくり”次”を探せる感じではありました。いい方に考えよう。

 

12月ごろには、夫は病院での「座ってやる体操」だとか、「映画鑑賞」などにも興味を示さず、疲れるからベッドで休んでいたい、と言うことが更に増えていました。面会に行っても、最後には「疲れたから戻る」と言われたこともあります。

 

この辺も、病院などの刺激のない生活だと、余計気力がなくなっていくからと転院先の医師に言われ、私が家に連れて帰らなかったのがいけなかったのかな・・・と感じました。

私を責めているわけではなく、本人の回復や生活の質を上げる為に、何ができるか考えてくれている中で、「もう少し本人に刺激があった方がいい感じだな」と思っただけなのは分かっています。

 

入院前の様子を思い返すと、あのまま自宅で過ごしていても、夫はやっぱり動かないままで、私が苦しいだけだった気はします。9月下旬~入院前は、夫は頑張って散歩に行くようになったし、話をすることも増えたけど、今度は排便のコントロールがおかしくなってきていたから、私の負担もどれだけ増えていたか・・・。

何度思い返しても、夫一人のことでなく、私たち夫婦のどちらもが、そこそこのレベルで生き延びるためには、夫の入院は必要だったという結論になります。

でも、入院後、心細そうにしていた夫を思い出すと、認知も落ちて、何処にいるかも分からなくなっていたから、どんなに辛かっただろうかと胸が痛みます。私も別の不安や心細さでいっぱいだったのですが・・・。

・・・こういう哀しさは、大事な人が重い病気になってしまった人は、色々な形で感じるんだろうな。抗がん剤の副作用で苦しんでいるのを見ても代われないし、その効果がなかった時など、どんなに胸がふさがる思いがするだろう。

 

 

転院しても、コロナのせいで面会はできません。月2回までのリモート面会も、希望者が多くて、予約できるか分からないらしいです。

時々あって変化を確かめられたら、気持ちの整理も徐々にできると思うのですが、それが難しいので、私のメンタルは更にこじれそうです。