作家生活35周年記念エッセイ。自叙伝。
先日読んだ90代のお母さんとの同居生活の話が面白かったので読みました。
今はお母さんとの同居をやめて、団地一人暮らしをしているそうです。
以前は、おひとりさまが家を買うことを推奨していた著者ですが、今は、賃貸の身軽さが気に入っているそうです。
年齢を理由に追い出される心配のない住まいに落ち着いたから言えるんだろうな。
この本に刺激されて公営団地について調べましたが、低所得者向け福祉の一環だったり、入居の倍率がすごく高かったりで、ペット(わんこ)がいなくても、私には縁遠い感じでした。
そうなると、そろそろ家を買うことを考える時期なんだろうな・・・と改めて思いました。
年を取ることについても、70代になると、様々な衰えや時間が経つのが速くなったのを実感して、以前とは考えも変わってきたとか。
その時、その時の自分に正直にやっていくしかないし、それしかないな~と感じました。
ダイヤモンドは探しているときは見つからないが、欲を捨てて謙虚に生きているときに足元に現れるのだと、経験から言うことができる。