シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

苦手な住居問題を考えてみた

老後生活費試算は休止中ですが、何が不安なのかの洗い出しをしてみました。

・これまでの試算で、長寿リスクに備えるには、住居費圧縮が効果が高いと分かっているが、住居について考えるだけで嫌な気持ち・不安になり、やりたくない 

 ⇒ この部分だけ放置、情報不足 ⇒ さらに不安に

・現時点では、夫は老後のことを具体的に考えておらず、私が一人で二人分の将来を考えて決めなくてはいけないような気がしている。実際には、具体的な数字や不安点を整理して話せば、話くらいは聞いてくれるだろうとは思うのですが、行動に移していません。一人で勝手に背負い込んでいる状態。

 

家については、変なトラウマスイッチが入るのか、

・引っ越そうとしたら、管理会社から不当な「原状復帰に必要な費用」を請求されて揉める⇒既に20年以上住んでいるので、経年劣化による部分が大きく、大家さんが原状復帰を要求できるものが少ないので、本当は心配ない。これの根拠になる公の通達や判例集などがあることも知っているので、闘うことも可能。

・新居を探しても、断られる、いい場所を見つけたと引っ越したら隣人がとんでもない人かもしれない(かもしれない、を、決定事項のように感じて不安になる)

・自分に不動産に関わる手続きが出来る気がしない、夫は動かない(だろう)

・不動産関係者に騙される(彼らは悪い人たち)⇒何の根拠もなくそう思っている。

 今の賃貸の管理会社が保険金詐欺をしろと言ってきたことがあったので、不信感はありますが、それは証券会社の営業電話(今持っている商品より利率の悪い商品に乗り換えませんか?と言ってくる)などと同レベルの不快さなのに、どうしてここまで嫌なのか、自分でもよく分かりません。

                  まぁ、意味不明にネガティブです。

義母が亡くなった直後の状況(夫実家に健常者が一人もいない状態:義父は認知症、義姉と義兄は精神障害があって、義姉は実務は不可能、義兄は日常生活の維持のみ何とかできる、という状態で、家族に残された健常者は遠くに住む夫だけ。この状況を知ったのは夫も私も義母の葬儀に行った時)に比べれば、私の住まい状況は、何の問題もないのですが・・・。

当時の不安より、これからの住まい問題を考える不安の方が大きいのはなぜか、誰か知っていたら教えて欲しいくらいです。

 

親から家から追い出されたとか、追い出されそうになったとか、出ていけと脅されたこともないです。理不尽に自分の部屋(スペース)を奪われたこともないです。具体的な住まい関係トラウマはないんですけど。

これまで、親きょうだいが不動産関係でトラブルに巻き込まれたこともないです(少なくとも聞いたことはないです)。叔母が、買う気になっていた土地の登記か何かを調べたら、他人の借金の抵当に入っていることが分かり、購入を止めたという話を聞いたことはあります。実際には買っていないので、被害もなく、「やっぱり買う前には慎重に調べないとね」という叔母と母の話を横で聞いていただけ。

 

まぁ、自分の生存許可証がない、救命艇には空席があっても乗せてもらえず惨めに死ぬという感覚が根付いてしまっているので、その延長で、居場所である住まいは手に入らないとでも思っているのか…自分でも分かりません。

 

 

現状を放置していても不安は小さくならないので、簡単にネット調査しました。

【分かったこと】

・家賃を下げるには、もう少し町の中心から離れた場所でないとだめ。

今3LDKですが、2LDKで探しても、今の住まいの近くでわんこOKの賃貸は今住んでいるところより家賃が高い。

自分で、このへんならOKかな?という場所で、予算内の物件はある。

 

・賃貸と同じく、新築マンション(3LDK)も、今住んでいるところ近辺は高くて買えないが、少し離れた場所なら予算内物件がある。

 

・60代までは、ギリギリ賃貸を探すことも出来そうだ。70代以降は厳しい感じ。

 (保証人代わりの家賃保証保険?の審査を通るかの情報サイトによれば)

 人口減少、不動産余り時代、高齢者のみ世帯の増加、都会での持ち家率低下などを考えると、10年後、20年後に今より高齢者が家を借りる時の状況が悪くなるとは考えにくいので、世の中の動向を見ながら考えても間に合う・・・かも。

 

まぁ、何とかなる・・・かな?