シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

先達の断捨離指南

以前、夫亡き後身辺整理をして、写真は夫と自分5枚ずつ残して全部捨てた話を伺った人生の先輩(わんこ仲間)。

昨日たまたま道で会ったので、断捨離について教えを乞うたところ、快くご自分の経験やコツを教えてくれました。

 

亡くなった旦那さんの物は、亡くなって3週間くらいして服や靴は全捨て。

後は、四十九日、一周忌などの区切りを目安に確認して、基本捨てたそうです。まだ思い出の腕時計などはあるそうです。

ご自身の物も、貴金属は数回に分けて売ったとか。残っている物も、あと何年かしたら自分が身につけることもなくなるだろうから、お嫁さんが欲しいと言っているものは譲り、残りは売るつもりだそうです。

 

奥義は「思い切り」

 

何度も同じものを見直すことを繰り返してもしょうがないので、ある程度はその都度思い切って捨てるべし。

その時、買い直せるものは捨てる、息子に残したら迷惑だろうと思うものは捨てる(ほとんどこれに当てはまる)、時間と共に使わなくなったものも潔く捨てる。。。

 

結局は、もともとの性格もあるわよね~ とおっしゃっていました。

 

私が特に写真と手芸関係が捨てられないと相談したところ、

・写真はどうせ見直さないから捨てて大丈夫(捨てる時に一通り見直すことになるから、その時残すものをほんの少しにすればいい)

・趣味の物は捨てにくいだろうけど、買い直せるものは3割捨てるとか、半分にするとか残す量を決めて在庫を絞るしかないんじゃない? とのことでした。

 

 

う~ん、実践者の言葉は重く響きます。

確かに、思い出の品でもあった古い手紙は、数年前にほぼ全部捨てましたが、全く後悔はしていないどころか、突然死んだときの心残りが一つ減ったくらいですから、写真も1行事1枚な感じで残し、後は捨てても問題ないんだろうな・・・(除 わんこの写真)