シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

手芸教室を続けるか

10年位通っている手芸教室・・・いや、もっとか?

続けるか迷い中です。

迷っている理由

・手の状態が悪い

今のばね指や痛みは、わんこが散歩の時にリードを引っ張るとか、わんこの抱っこが多いことと女性ホルモンバランスの変化(更年期)が原因ですが、数年前から手首がずっと痛くて、毎晩のように湿布を張って暮らしてきました。

手の状態がいい時に、少しやるのには問題がなくても、展示会の締め切りに合わせて大作を作るのは無理がある気がしています。

将来手が変形したり、ずっと痛いままになったとしてもやりたい!というほどではないです。(わんこについては、たとえそうなっても、手放す気はないですが)

 

・時間がない

今は手芸どころか、家計簿をつけるのも滞る程時間がありません。わんこに毎日5~6時間かかるので、仕方ない。小手先の工夫で何とかなるレベルを超えています。散歩以外にも室内で遊んだり、わんこがガムや噛むおもちゃを齧っている間膝に乗せていたり(わんこが乗りたがるのと、私がそれを喜んでいるのとで、30分くらいはすぐに経ってしまいます)、わんこ関係の買い物や物品の整理なども合わせるとわんこ一色生活。変える気はありません。そのためにわんこを迎えたので。

わんこが2歳くらいになれば多少落ち着きますが・・・

わんこがいて、週2回半日パートに行って、手芸教室にも通っていた頃、教室の課題をこなすために、他をあきらめてきたのも事実。1回や数回の教室やイベントの参加を見送るとか、気晴らしの外出(美術展など)を止めるとか、行けば新しいご縁があったかも?なお誘いも断ったり。

止めたら逆に暇を持て余すかも?とも思いますが、わんこが亡くなって無職だった時、本を読んだり、講座に参加したり、旅行に行ったり、展示会や美術展に行ったり、それなりに楽しんで忙しくしていたので、大丈夫な気もします。

将来の保険の為に続けるのは今をないがしろにする行為なのでよろしくない。

 

・上を目指さなくてもいい気がしてきた

子供の時から、自分は生存許可証がないと思っていたようで(後付けなので、子供の時の本音・無意識にあったものは分かりませんが)、せめて他人より優れていないとここにいさせてもらえないという感覚がずっとあったように思います。

パート先でも、平均が50点なら、自分も50点でいいはずなのに、70点でないと、50点の人の扱い(周囲からの評価など)をしてもらう資格がないし、私がそう扱われたいと思うこと自体厚かましい。もし70点として扱って欲しければ90点じゃないとダメだ、みたいな感じが無意識にありました。

その一つに、趣味でも、何か個性的で難易度が凄く高いことをやらないといけないような気がしていたように思います。趣味だから、自分が楽しいことが一番大事で、他人の目は気にしなくていいはずなのですが・・・実際には、過度に他人の目を気にしていたというよりは、自分の中のもう一人の自分(他者目線でダメ出しをする自分)に認めてもらう=自分で、これを趣味にしていてOKだと思うには、同じ趣味をやっている人の中でも熱心な上位(別に上下はないはずなのですが)2割には入って極めないと!というのがあったことに最近気づきました。

勿論それだけでなく、どうせやるならとことんやってみたいという純粋なやる気があったから続けてきたのですが。

素人なりに究めようと努力しなくてはならないという考えをOFFにしてみると、もうこの辺で区切りをつけてもいいのかもしれない、という声が自分の中から上がってきている気もするし、しない気もする・・・

 

 今はこんな感じです。

 

 

そもそも、日々の暮らしを心穏やかに楽しんで生きるにはどうすればいいんだろう?が手芸教室に通い始めたきっかけ。

 

何かに追われて焦ったり、これ(例えば家事)はあれ(例えば金銭労働)より価値が低い、どうして価値の低いことに手間暇を取られるのかと不満に思ったりせず、それぞれ必要だと納得・満足しながら、淡々とこなして暮らしたい、でも、方法が分からない・・・と感じていた時に、たまたまキルト展の宣伝を見て、「そういえば、赤毛のアンなどに出てくるなぁ。何かああいう時代(少なくとも家事の価値は認められていたと私は感じている)の暮らしに繋がる何かに触れられるかも。」と見に行き、私もやってみたいになったのが始めたきっかけです。

 

う~ん、それが、締め切りに追われ、健康を損なうところまでくると、ちょっとバランスが悪いし、初心と違う気がします。

 

そうは言っても、別に飽きてやる気が失せたわけではなく、時間があって、手の状態が良ければ続けたいので、決断がつかないのでした。

次はこういうデザインもいいな・・・とか、次はこういう色系統で・・・と思ったりするので、やる気はあるようです。

 

時々、気持ちの観察をしながら、結論が降りてくるのを待つしかなさそうです。