シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

断捨離モチベーション貯め中

大学生になって一人暮らしを始めてからシンプルライフに憧れていました。
今思えば、社員寮にいた独身時代が一番シンプル(物が少なかった)でした。
夫は私が私物と夫に直接関係ない家の物をどう扱おうが何も言わない(気づきもしない)ので、ごちゃごちゃ考えずに、「1年使っていないものは捨てる」などルールを決めて機械的に手放せばいいのですが、なかなかできずにいます。
一番物が多かった時よりは、1割は減っているとは思いますけど…。

停滞中なので、この機会に、自分が断捨離をしようとする理由、これまでの経験で今後に役立ちそうな成功体験・失敗談、参考にしたい・している世の中にあふれている智慧 などなど整理しようと思います。

【断捨離する理由】
・いつ、何があってもいいようにしておきたい。
   この年になると「いつ死ぬか分からない」が現実味を帯びていることもありますが、
   急な生活の変化に物が多いせいで対応できない・対応に苦労するのは嫌です。   

・スッキリした空間で生活したい
・物の管理に手間暇かけたくない
・心の何もない空間を広げたい。リソースの予備を多くしたい。

【ルールなど】
・一定期間使わなかったものは捨てる
・何度か使って、その後使っていないものは、まだまだ使えるものでも捨てる
                        (どこかが気に入らないから使っていないのだから)
・複数個あるものは数を絞る
・迷ったものは捨てる。本当に必要なものは迷わず保存するから
・疑問(買い直したら幾らかかる?捨ててもまた手に入る?簡便な捨て方は?など)は
 その場で調べて解決
・仮に今それを持っていないとして、改めてお金を出してでも欲しいのか?必要か?

【小技】
・一時目につかない別の場所に移動させてみる。それでも出番があるなら「必要なもの」。
・小さく始める。また手に入るもの、複数あるものの一部などハードルの低いものから捨てる。
・引っ越し→海外移住→施設に入る→死ぬ とシュミレーションして絞っていく。
・他人の物を見る目で見てみる。


【体験から分かっていること】
・頭の隅で気になるので、リソースを取られる。リソースは有限。
  外貨を売って、為替を気にしなくて良くなったら一つ楽になった。
  ブランド食器を友人に貰ってもらったら、スッキリした。
  お金の整理をしたら、大きな懸案が一つ減って、心配事が減った。
  
・捨てて後悔するものは殆どない。諦めがつかず、地団太を踏み、夜も眠れなくなるほどのものはなかった。そこまで大切なものはそもそも捨てない。

・頭を掻きむしり、心を千々に乱して手放したものでも、捨ててしまえばあっけなく忘れる。
 自分の記憶や執着はいい加減。親ですら捨ててみたら忘れ始めているのだから、物なら尚更。

・「大切な思い出の品」のつもりのものも、意外となくても平気。実はそんなにこだわっていないらしい。

・過去には戻れないから、いくら思い出の品を取っておいても、センチメンタルな気分の導火線になるくらいの役にしか立たない物が殆ど。写真で残す、など媒体を絞る方が管理も思い出の整理も楽。

・わんこが亡くなる前、リビングの片づけをしていました。わんこが亡くなった後に始めると、まるで死ぬのを待っていたみたいになるから嫌だな…と思って、細々とやっていました。
実際にわんこが亡くなると、ご近所のわんこ仲間が弔問に来てくださり、「リビングだけでも片付けておいて良かった」と心底思いました。
身軽にしておくことは変化に対応しやすくなるという事でもあるんだと実感しました。