シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

マンガ 自営業の老後 上田惣子著

書名の通り、自営業者の老後資金(の貯め方)の本。

ご本人曰く、ズボラ管理で年金にも加入せず暮らしていたら、40代後半で仕事が減って、「あれ?」と思ったら、お金がなかったよ…という出だし。

・自営業者のための年金システム紹介
・90歳までの生涯収支試算
・自営業者の自宅購入
・保険について
・家賃収入で暮らせるか?を考える話・・・結論を言えば、かなり難しいので、素人は止めようね

などなど。 漫画だし、分かりやすくて楽しく読みました。

我が家はサラリーマン家庭なのと、去年みっちり家計については状況把握と生涯収支試算はやったので、復習な感じでした。
具体的な金融情報で参考になることはありませんでした。
保険については、「夫の定年時」と言わず、もう一度減らせないか考えてもいいのかも…とチェックしましたが、「夫が病気になったら、私は看病と仕事の二本立ては体力的に無理=夫の現役時代はそれなりに備えておく方が自分が安心&もともと少額しか加入していない」というわけで、そのままになりました。

「家賃収入」の話で、「やっぱりそうでしょ」と己の正しさを確認して納得しました。
(資産が沢山あるとか、世の動向を見極めて投資できる人は不動産投資しても儲かると思うんですよ…あくまでも、自分には合わないし、無理って話です)


私も読んだ「正しい家計管理」「老後のお金」の著者 林さんのお話が出ていて、参考になりました。
専門性を磨くために、日銭を追うより、価値を追求(林さんの場合は会計の論文を書くこと)を4年続けたら、一段上の仕事が入るようになったとか。

「未来の自分に何を渡せるか考えるのもいいですね」 というのは名言だな~。

私の人生の目標は「まぁまぁいい人生だったと思いながら死ぬこと」だから、死に際の自分に何を渡したいかで今の過ごし方を決めればいいんだってことになります。ホントか?