シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

毒母も分かっていなかった

他界した姉の義父のお導きだと思って、葬儀の前に、今日は母親と話してみました。
今、どうなのかを確認すれば、自分の気持ちの整理に役立つと思ったからです。
これが今生の別れになるかもしれないので、儀礼的なあいさつくらいはしておきたい気持ちもありました。
            

今日は嫌なことは言われませんでしたが、私と絶縁した意識なし。
年末の入院の話をしたら、「知らせてくれればいいのに!」だとさ。
絶縁している相手に、わざわざ知らせませんよ。絶縁してるって本当に分かってない!!


「嫌なこと言われるから知らせないって、分かってる?」
と言ったら、変な顔はしていましたが、自分が嫌なことを言い続けてきた自覚が全くない(現実否認)ので、変な因縁を付けられた気分だったのでしょう。
相手を不快にするのは私も居心地悪いですが、言っても通じない相手にははっきり言わないとね。

自分たちの老い先のことも考えないとな~と言っていましたが、私は絶縁しているので、当然手助けは期待できないという意識なし。
「私は何もしませんよ。」と、改めて宣言したけど、通じたかな?多分、通じてないな。


私も今回の葬送に参列させていただいて、
こうやって葬式を出してくれたり、認知症のパートナーを施設から連れてきてお別れさせてくれたり、って、やっぱり、子や孫の力が大きいよな、自分たちの時、どうなるんだろう・・・(おそらくどうにもなるまい)と思うと、寂しくも不安にもなりました。
自分で選んだ道なので、現実に従うしかないことを受け入れる努力中です。
いいとこどりは出来ませんからね。

なので、「自分が死ぬ頃には時代も変わっているはず」と現実逃避できない年代の母親が不安になるのは分かるのですが、それと私が手助けするのは別ですから。



極め付きが父親。
(○○さん・・・夫)に、よろしく言っておいて。
お父さんも元気だったと言っておいてくれよ。   だと。

自分の妻をいじめて、最大のストレス源になっている義父の健康長寿を願っているとでも?
どこまでも自分だけなんだな、この人は。


今回分かったこと
両親とも、1年前の絶縁を絶縁だと認識していない(ちょっとした喧嘩がこじれた状態程度?)。
いざという時は、私も自分たちのサポーターになってくれると思っている。

父親は、絶望的。嫌悪感が先に立って、今、急に倒れて、宿泊先のホテルから近くの病院に担ぎ込まれたと知らせが来ても行かない。

母親は、事務的な会話を少しだけ、なら、大丈夫かも。
でも、向こうが気を許して甘え始めると、また例の言動が始まるので、あくまで最低限。


でも、会って良かったです。
母親に対しては複雑な気持ちが残っていますが、それでも、彼女がどういう人生を送ろうが、どういう最期を迎えようが、それは彼女の問題で、私の問題ではないと、気持ちの上でも納得して受け入れる割合が増えました。見捨てる罪悪感が減りました。
彼女は彼女で好きなように自分の人生歩んでいます(当たり前だし、彼女の権利でもあります)。
私が関わりがあり、関わる気持ちもあったころは、彼女の人生と交差するときもありました。
でも、もう、どんどん離れる一方だし・・・上手く言えませんが、「ご自由にどうぞ。でも、私は助けません。」に近づくことが出来そうな気がします。
   完全に割り切るのは難しいでしょうが・・・・

これも、姉の義父のありがたいお導きです。合掌。