シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

空っぽの靴下

親(主に母親)の勝手な都合で、クリスマスも誕生日祝いも自然消滅した子供時代・・・

それよりずっと以前の、哀しい思い出。

幼稚園前だったと思います。

「サンタさんが、靴下にプレゼント入れてくれるかな?」
と、姉といいながら、枕元に靴下を置いて寝ました。

翌朝、靴下は前夜と同じ状態。

  その時には、サンタさんがいないのは知っていました。
  母が、寝ている間に、お菓子の一つでも置いてくれたら嬉しいな~
  と思ってやっていたのです。

  当時、冬休み用にお菓子の買い置きをしていたので、
  母にその気があったら、お菓子を少し置いておくくらいは
  簡単に出来ました。

  なので、「入れておいてね~」って意味も込めて、
  わざと母の前で靴下の準備をした記憶があります。


今思うと、その”入れて欲しいもの”は愛情だった。
別にする必要はないけど、わざわざ子供に付き合って何かしてくれる・・・そこに愛情を確認したかった。

でも、私が見つけたのは、 


              からっぽ