シンプルライフへの遠い道

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死を語る50人の言葉 近代文化史研究会編

図書館の新刊コーナーにあった一冊。

50人の言葉、略歴、著書などが紹介されている本で、名前を知っているだけの人がどういう人なのか、イメージを掴む助けになるいい内容でした。

 

死を実体と考えるのは人間の錯覚であり、与えられた声明を最後までよく生きてくよりほか、人間にとって生きるべき生き方はない。 岸本英夫

 

大切なのは過去をどう生きたかではなく、いまをどう生きるかである。後半生はこれまでの人生を振り返り、前半生をそのまま受け入れ、大切ないまという時間を輝かせることにほかならないのである。  斎藤茂太

 

読んでみたくなった本:

・生きがいについて 神谷美恵子

(・言葉果つるところ 鶴見和子・対話まんだら石牟礼道子の巻)

・寡黙なる巨人 多田富雄

・梅桃が実るとき 吉行あぐり

・悪女の玉手箱 時実新子

・ミラノ 霧の風景 須賀敦子

 

こうしてリストにすると、今は女性が書いた本が読みたいのかも、と気づきました。