シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

介護施設の受け入れ拒否から思うこと

私自身や関係者が入所拒否にあったわけではありません。義父はグループホームで幸せに暮らしています。

私の好きなブロガーさんの親が、「攻撃的すぎる」のが理由で、受け入れてくれる施設は見つからないだろうと福祉関係者に言われたそうです。認知症が進んだら、施設に、と思っていたのに、がっくり落ち込んだとか。


以前の同僚のお母さんは、「車いすに30分続けて座っていられない」から受け入れ先が見つかりませんでした。聞くと、他の時間はベッドで横になっていても、食事介助の30分だけは体を起こしていられないとダメなんだそうです。寝たままだと、即、胃ろうってことなんだろうか・・・?
同僚のお母さんは、5分くらいなら体を起こしていられるから、寝たり起きたりを繰り返しながら食事をしていると言っていました。
身体を支える補助具のついた、特殊な車いすを使うとか、方法あるんじゃないのかとも思いましたが、詳しくは分からず・・・同僚にも予算があっただろうし、地域によって、施設によって設備も違うだろうし。

食事介助の手間が増える分、追加料金を自費で負担するからお願い!出来ないから・・・
現場は人手不足で、そんなゆとりないから・・・

当事者にとっては、「仕方ない」では済ませられない現実です。


こういう話を聞くと、「要介護にはなりたくない」と思うのですが、「親とは関わるまい」といういつもの誓いが更に増強されます。
あの人たちは、私の生き血をすすって生き延びるのが「当然の権利」と思っていますから。恐ろしや。
やはり、「関わらない」がベストな選択です。

私が老人になるころは、本当に老人だらけだ・・・。世話をしてもらえるとは思えない。
安楽死法案、誰か通してくれないかな。
社会が「世話をする」という形で抱えられないなら、代案を出してほしい。
”誰か”と言っていないで、”私が”にならないと、悲惨な最期になるんだろうか。