シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

老いも病も受け入れよう 瀬戸内寂聴著

先日読んだ「死に支度」が気に入ったので、新刊を。
一つの話が数ページで読みやすかったです。

脊柱管狭窄症や圧迫骨折などでの入院のお話が出ていましたが、ずっと積極的に講演などでも動き回っていた人でも、骨粗鬆症になるんだ・・・と、今後の自己管理が大事だな、と思いました。

私の祖母二人は、骨粗鬆症が引き金になって施設行きになりました。
 父方は圧迫骨折で日常生活が難しくなり、施設へ。
     認知症発症&寝たきり→胃ろうで延命、という哀しい最後でした。

 母方は大腿骨骨折で入院→リハビリ病院に入院→施設 でした。

私が老人になるころは、老人だらけで施設にも入れてもらえないだろうから、出来る「介護予防」はしないと。
要介護状態も嫌ですが、寂聴さんの痛がりぶりを読むと、「老化として素直に受け入れよう」とは思えませんでした。骨の痛みって、並みの痛みどめじゃどうしようもないんですよね・・・。

これまではわんこの散歩で毎日歩いていたし、11kgのわんこを抱っこしてマンション内を移動していたので、介護予防レベル(最低限)の筋トレになっていたでしょうが、これからは自分で気を付けようと思います。


どんな状況になっても、現実を受け入れつつ、自分にできることをやる・・・ことが出来れば、高齢になっても大丈夫なんだな、と元気をもらいました。