シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

体罰問題とACなわたし

学校やスポーツ指導での体罰が最近よくTVで話題になっています。
今日も昼の番組でやっていました。柔道の話。
 
監督は選手たちと信頼関係を築けていると思っていたが、実際は違っていました。
選手たちが監督に合わせていただけ。
オリンピックに出たいし、目をつけられてさらにいじめられたら困るので、一言でいえば「なついているふりをしていた」そうです。
 
この話を聞いて、自分とダブって哀しくなりました。私は自覚すらしていませんでしたけど。
子供の時、親に見捨てられたら生きていけない。親に愛されたい。親から構われたい。
だから、親に合わせていい子でいたり、親が喜ぶ反応をしたりして必死でした。
でも、親は、私の”接待対応”に全く気付いておらず、自分たちは慕われていたと思っているようです。
だから余計に急に私がそっぽを向いた理由が分からない。
 
  ・・・でも、無意識ではうすうす気づいているのだと思います。
  私が子供の時から”接待対応”していたとは思っていないでしょうが、
  今、自分たちを嫌って離れていることくらいは。
  だから、たとえ冗談風にせよ、話題にしないのでしょう。
 
  こういう無意識の本音って、相手の言い分ではなく、相手の行動だけに的を絞って観察していると
  見えてきます。
 
 
指導者は、生徒たちや選手が簡単に反乱を起こしたり、自分から離れて自分を困らせる(困った立場に追い込む)ことができないと、無意識ではしっかり自覚してやりたい放題やっているんですよね・・・。
 
それが、無意識にやっているかつて自分が受けた暴力や抑圧への復讐だったりするので、解決も難しい。
 
こういう話を聞くと、哀しくなるし、自分は人と接するのが少なくていいんだ、と思います。
私もスイッチが入ると八つ当たり復讐に走るタイプ。
うす~い、ゆる~い関係に留めておくのが、他社のためでもある気がします。