シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

伝家の宝刀

子どもの面倒な感覚は無視・否定する親のやり方・・・これをはっきり再確認して、彼らの今の態度も理解できました。
 
これまでは、「そんなのたいしたことない」、
場合によっては、「お前は大げさだ。」
           「お前の我慢が足りない。」
           「自業自得でそうなったのに騒ぐな。自分で何とかするのが当然だ。」
究極「そげんかこつあろうか!」(そんなことあるわけない!) で全てが済んでいました。
 
私は黙り、表面上は、親が言うとおり、親に都合よく、「そういう事実は存在しない。」ことになり、
良き親である自分たちは何もしなくて良くなる。
なぜなら、親の助けや対応が必要なことは何も起きていないから。
 
 
現実から目をそらす代償は私が払ってきました。
無理な我慢をすることで。自分の感じ方がおかしいと自分を責めたり、親は正しいはずだから自分が間違っていると思ったり。ついには自分の感覚とのつながりを失いました。
 
最近は、私が親への無反応を続けています。
そのまま関係が自然消滅するのがいやなら、「何が起こっているか」を認識して、必要な対応をとるしかない。
でも、うすうす「自分たちにとって不都合な、嫌な事実がある。」ことは無意識でも感じ取っているので、現実を見る気は全くない。
でも、関係が切れて、老後の世話をさせる奴隷がいなくなったり、子供に去られて世間体の悪いことにはなりたくない。
、「問題は何も起きていないことにする」伝家の宝刀を持ち出しているのですね。
 
 
入院することになったことを知らせてくるのはまだしも、
「次回は、(お前が乗り換えなしで行ける)〇〇駅近くに宿をとるから。」とか、頓珍漢なことを言ってくる。
会わない理由が、「親が提示した待ち合わせ場所が遠いから」とでも思っているのか?
すごく侮辱された気分で不愉快です。
 
そうやって、トラブル(気持ちの行き違い)は全く存在しないかのような態度を続けているせいで、ますます私の気持ちが離れていることからも目を逸らしています。
 
「問題は何も起きていない」ことにすれば、自分たちは何の負担もなく、面倒なことは消失してきました。(実際には私が対価を払ってきたのですが)
 
今回もそのやり方を通しているのでしょう。
何度かやってだめなら、違う方法を試すしかないという簡単なことすら、彼らには分からないようです。
(多分、そうまでして私と仲良くしたいわけではないのでしょう。
 父親は、自己愛人間の祖父の愛を得るために、あの手この手で頑張っていました。
 あの頑張りの1割でも私に対してやってみる気はないようです。
   ・・・また、「父親には愛されていない」と別の形で思い知らされて、
      性懲りもなく哀しくなったり、脱力したりしてしまうのでした・・・。)
     
 
今の私の夢の一つが、「親に絶縁されること」ですが、
彼らは「問題が起きている」ことも認めていないので、無理ですね・・・。il||li _| ̄|○ il||li